カテゴリ:エッセイ
明日の朝に昨年の10月からずーっと発行を止めていたメールマガジンを再開
することにしました。 昔からこのブログを読まれているかたはご存知と思いますが、 「仕事と人生を30倍楽しくする4つのバリュー」というタイトルです。 仕事や日々の生活の中で、新しい気づきをヒントにして、生活を、人生を輝く ものに変えて行きましょう!みたいなメルマガです。 http://www.mag2.com/m/0000131766.html 仕事の混乱の中でずっと中断だったのですが、このブログを突然先々週から毎日 書くのを復活させたのと合わせて、復刊することに決心しました。 なぜか? 自分の中に毎日入ってくるものをただ坦々と受け入れていては、つまんない人に なってしまいそうだからです。 そして、受けたものを何か形にしないと、それを感じ取る力も、発信する力も、 共有する喜びも、何もなくなってしまう。。と思ったからです。 そして今回のきっかけの大きなものの一つが実は寺山修司の「両手いっぱいの言葉」 という言葉集です。 今まで気になりつつずっと手にしていなかった寺山修司、言葉と発想の錬金術師と 言われ、「どんな鳥も想像力よりも高く飛ぶことはできない」、 「書を捨てよ、町へ出よう」、「なみだは人間の作るいちばん小さな海です」 などの名言を残し、劇作家であり、歌人であり、映画監督であり、詩人であった 不思議な人です。 けれど、その小さな文庫本のあちこちにどうしてこんな風に心に響くのか。。と思う 言葉に出会いました。 そしてなぜか思ったのです。 言葉を紡ぐことを決して諦めてはいけない。 それは時計の秒針が一秒一秒を刻むように、自分の中の過ぎていく一秒を心に 刻む大切な工具なんだ、と。 時計の秒針が右にしか回らないように、自分の身体も心も、常に一秒ごとに変化し、 衰え、研ぎ澄まされていく。それが成長と呼べるものではなかったとしても、 言葉の中には人生があり、生き様があり、眼差しがあり、呼吸がある。 そう思えたからです。 今を大切に生きるために、僕は言葉を綴りたい。そう思いました。 ので、できる限り続けていきます。ブログともどもよろしくお願い致します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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