カテゴリ:エッセイ
友人が突然入籍することにした、という連絡を先週の木曜日にもらった。
両親や友人のことでいろいろと問題があるそうなので、相談したいということだった。 それは突然の連絡だったけれど、そんな大切なことを話してもらえたことがとてもうれしかった。 そしてそれは、人生を変える大きな力に導かれていたように思う。 話を聞きながら浮かんだメッセージを記します。 --- そこでは森の空気が辺りを包み、まるで霧のように木々の呼吸する息で満ちている。 そして遠くで岩から岩へと流れ落ちるせせらぎの音がした。 雨上がりの木々かの葉からたくさんの滴がこぼれ、そして川に流れ込むように 集められたたくさんの奇跡があなたの心の中に流れ込んだのだと思います。 それはとても素敵なことで、まるで宇宙の真理がそこにあるかのように、 目の前の一つの真実としてはっきりと存在していることでしょう。 優しさの中で、愛には理由がなく、未来も過去もそこには存在していなくて、 ただ光に包まれて自分だけがそこにいる。 そんな状態だと思います。 森の魔法の中で生み出された愛を、理屈と法としがらみの中で生きる人たちに 伝えていくのはきっと難しいことだと思います。 けれど、そこに必要なのは自分が存在して、大切な何かを見つけたという事。 池の中に浮かぶ蓮の花のようにどんな泥の中でも美しく、静かに、決して心乱れず、 凛として咲いていてください。 その池の表を駆け抜けていく風を身体中で精一杯感じて、 泥の中にあっても決して汚れず、腐らず、空の香りを感じ、木々の歌を聞いてください。 蝶が羽を休め、鳥がささやきかけるその花は、そこにあるだけで幸せなのです。 そして、自由とは、ここにないどこかではなく、意思の中にこそあることを 覚えていてください。 降り注ぐ光の中で、二人の思いが幸せに溢れていきますように。 Sincerely,心より。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 18, 2008 10:36:08 AM
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