*トリセノックス投与(地固め療法) 20日目
・・・トリセノックス7.4mg+ブドウ糖液250ml
世間はGW。病院はいつもと同じ時間が流れてます。
PCR陰性が確認された後、トリセノックスにて地固め2クール行い、自家移植に踏み切る
再発或いは難治性の急性前骨髄球性白血病に今一番有効な治療計画(プロコトル)と言われてる。
あずりんも再再発ということで、このプロコトルに載って、治療を進めていました。
今は体調も良くて、前の元気なときと何も変らず過ごすことが出来ています。
血球も異常なし、まさに、以前と変らない。このままでもいいのかな・・・とおもうくらい。
元気なカラダを取り戻したくて、移植をしようと決めた。
けれど、同じ治療をして、移植後血球が立ち上がらないという症例があるということを知った。
「血球が立ち上がらない=自分で血を作ることができない」
ということは、白血球や血小板が作れないということ。
折角、白血病細胞はゼロになっても、
白血球がなければ、免疫もないし、血小板が無ければ血が止まらない。
元通りのカラダではないということ、今より大変な状態になってしまうかもしれない。
もしも病院から出られない体になったら・・・と思うと、気持ちは複雑。
でも誰もがなるわけではなくて、そうなるかもしれないし、ならないかもしれない。
うまく無事に血球が立ち上がれば、元通りのカラダになれる。
新薬が血球の立ち上がりに関係しているのかどうか、今の段階ではわからない。
別の理由があるのかもしれない。
今後、どのように治療を進めていくか・・
最終的には自分で決めることになるだろう。
運命の分かれ道・・・だね。
今が元気で無ければ、間違いなく移植を選ぶ。
今がこれだけ元気なのに、これだけのリスクを背負って、自家移植に踏み切るべきなのか・・・
昨日から、迷っています。
誰にも、わからないし、決められない。
運なのかもしれない。
この病気の難しさを痛感しています。