*トリセノックス投与(地固め療法) 21日目
・・・トリセノックス7.4mg+ブドウ糖液250m
GW1日目、病院はとても静かな時間が流れていた。
いつもならパタパタ院内を動き回っているあずりんだけれど、
余りの静けさに、午後は珍しくお昼寝しちゃった。
午前中、病室の窓から空を見上げながら、クリスタルケイの曲を聴いていた。
空を見ながらいろんな事を考えた。
私が移植を最初に決心したときの気持ち。
待っててくれてる人がいて、その人の元へ元気なあずりんになって戻りたい
完全に元気になるには、白血病から自分を断ち切るには移植しかないと思った。
先日移植後の症例を聞いたあと、怖くなった、色んなことを考えた。
正直今も、迷いが無いと言ったら嘘になる。
移植はやってみないとわからない、懸けみたいなところもあるけれど、
それでも、移植を選ぼうと思う。
元気なカラダになるために・・・
本当ならあと一度地固めをして移植をするのだが、
地固めを打ち切り自家移植に踏み切ることになると思う。
移植の時期が約1ヶ月半早まることになる。
昨日このことを友人に電話で話した。
「順調だから移植が早くなったんだね」そう嬉しそうな明るい声が返ってきた。
移植時期が早くなった理由・・・本当は違うんだけれど、
そう、友人に言われて、私も気持ちを切り替えることができた。
順調だから、PCRも早く陰性になって、そのまま移植へ進むことができるんだって。
そう思うと、気持ちが軽くなった。
今、こんなに元気なんだもの。
移植だって、きっと、うまく行くはず。
元気になって、今までよりも、もっともっと幸せになりたい。
願いは届くよね。願いは叶うよね。