今日は午前中まで自宅にいたのですが、早めに病院へ戻りました。
午後に「髄注」があったから。
抗がん剤や新薬を血管内に投与すると、体中の血管をめぐり、悪玉を死滅させてくれる。
でも、それらの薬も脳の中までは浸透しないそうだ。
そのため、背骨から針を入れて、抗がん剤を脳内に注入するという治療が必要に応じて行われる。
腰辺りの背骨に麻酔をして、抗がん剤を入れる分だけの髄液を抜き、その代わりに抗がん剤を注入する。
その後、枕無しで仰向けで約２時間安静。
頭を動かしたりすると、脳内の圧力が変化して、頭痛や吐き気を伴うそうだ。
普段動き回っているあずりんが、珍しく静かにしていたので、
同じ病棟の患者さんが心配して様子を見に来てくれた。
いろんな世間話をしたり、笑い話をしたり・・・楽しかったな。
あずりんが白血病になり、入院治療を行っている期間は、
初発とあわせたら、1年以上になるだろう。
長い入院生活だけれど、普通だったら気がつけなかったり、見逃してしまうことなど、
様々な面で、気が付くことができたり、わかったり・・・
マイナスと言うよりは、むしろプラスのことが多いです。
病気が大きな病気なので、怯えたり、不安にもなるけれど、
その中で、考えて、何が一番大切なのかを気が付くことができる。
入院は限られた病院内で狭い社会での暮らしだけれど、
だからこそ、いろんな面で勉強になるのかもしれないです。
いろんな患者さんに話をうかがうと、私なんてまだまだ甘いな・・・って思うこともしばしば。
移植を終えて、元気になった時、もっと成長した私がいるといいなと思う。
明後日、順調に行けば、一時退院になります。
骨髄穿刺で異常がなければ、一ヵ月後、いよいよ移植への処置がはじまる。
良いイメージだけもって、移植に望みたい。
元気にならなくっちゃね(o＾・＾o)
