押入れの整理をしました。
なんとなく押入れを開けたら、ちょっと気になる臭いが・・・
カビの様な臭い。
大変だ！と思い、押入れに入っている書類等を見てみたら。。。
やはりナイロン製のカバーが主にカビが付いていました。
深夜になっていましたが、気になり、下の段に収納してあるものを出し、雑巾で拭きました。
押入れ全体に風を通そうとしばらくそのままにしておきました。
脇にしまってあったダンボールが目に入り、その中を見てみました。
学生の頃、社会人になり働いていた頃の写真など、とても懐かしい写真が入っています。
ひとつひとつ、見ているうちに涙が出てきちゃった。
あの頃の私の笑顔はとても良い笑顔です。
どの写真もとても幸せそうに見えます
心から楽しい嬉しいが湧き出てる感じの写真たち・・・
あの頃の自分は、どんなだったんだろう？
自分のことなのに思い出せません。
写真の頃の自分に少し戻ってみたい気もしました。
そんなことを考えながら、ダンボールの中を見ていたら、隅のほうに小さなノートを見つけました。
小学５年生のころ、書いていた日記帳でした。
毎日書いて、先生に提出し、先生がコメントを残してくれるものです。
丸っこい文字の私の日記。
その日にあったこと、思ったことなどが書かれています。
計算ドリルをどのくらい進めたとか、マラソン大会で順位が上がったとか、
硬筆検定で自分ではパーフェクトで書いたのに、あまり良い評価じゃなかったとか。
子供らしい捉え方・言葉で、書いてありました。
その下には必ず赤いペンで書かれた先生のサインと、コメントがあります。
どのコメントも私を認めてくれて、励ましてくれる内容のものです。
硬筆検定、他の先生の評価が思ったほど良くなかったことに対して、
「本当によく頑張ってたよな、先生も何かの間違いじゃないかと思ったよ。
でもまだ来年もあるから、この調子で頑張れば次回は絶対大丈夫！」
いつもこの先生はこんな感じで私を励ましてくれていました。
小学校低学年のときから、いじめられっ子で、全てに自信をなくしていた私。
この先生に出会っていなかったら、きっと、何事にも真正面からぶつかれない私だったかもしれません。
後から母から聞いた話ですが、先生は私の事情を判っていてくれて、いつも見ていてくれたそうです。
この先生に出会ってから、私の性格も物の捕らえ方も変わっていった・・・
と、自分でも思っています。
幼稚園から大学まで、いろいろな先生に出会いましたが、
一番印象に残っている先生です。
1年だけしかお世話になることはありませんでしたが・・・
私に一番大きな影響を与えてくれた先生だと思っています。
先生、元気にしているかな。。。
私のこと、覚えていてくれてるかな・・・
秋の夜長に、懐かしさに浸った夜でした＾＾
