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優しい生活、始めませんか      Azu*Blog

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礼節が人をつくる 雪之嬢2005さん

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2009.01.08
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テーマ:闘病日記(4028)
カテゴリ:婦人科

今日は外来だった。
血液内科でなく、婦人科の・・・

血液内科は経過がとても良く、三ヶ月に一度の外来になって。
やっと、ここまで来れた~♪そんな気持ち。
本当に嬉しい。

今日は先月の子宮頸がんの細胞診の結果を聞きにいったのだけれど・・・
2ヶ月前よりも結果が思わしくなくて。

三年前、軽い気持ちで受けた子宮頸がんの検査だった。
それまで、過去に何度か受けていたけれど、いずれもclass1。
class1・・・正常で問題なしの意味だから、まったく心配してなかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

classとは、前がん状態(異型性)をしめす単位みたいなものです。
class1からclass5で表されます。
勘違いしやすいのですが、がんの分類のステージとは違います。

子宮頸がんは、がんになる前に、一部の正常だった細胞が徐々に異型性という状態をたどり、そこから自然治癒する場合と、そのままがんに進行してしまう場合があります。

class1・・・異型細胞を認めない
class2・・・異型細胞を認めるが良性である
class3a・・・軽度~中等度異形成を想定する・悪性を少し疑う
class3b・・・高度異型性を想定する・悪性をかなり疑う
class4・・・上皮内癌・極めて強く悪性を疑う
class5・・・浸潤癌(微小浸潤癌を含む)・悪性

こうやって書いてみると、怖い気もしますが、
class3aの軽度~中度異型性の場合、免疫機能などの働きで、自然に治癒に向かうこともあるので、特別な治療はせず1~3か月ごとの定期検査で経過観察となります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちょうど白血病が再発したころ、実は子宮頸がんの検査の結果がいきなりclass3aになってしまってた。
体調が優れず、免疫機能が低下していたからかしら・・・と思ってた。
二つの病を抱えていたけれど、子宮頸がんの進行の速度はきわめてゆっくりで、
まだ軽度異型性ということで、進行の早い白血病の治療を優先したんだよね。
もちろん入院中も婦人科の検診も平行して行われてた。

入院中、そして退院後、良くもならず悪くもならずずっとclass3aをキープ。
だけど昨年の春あたりから徐々に様子が変わってきて・・・
程度は進んでるけれど、よくなる可能性もあるということで、経過観察だった。
様子が見れるということは、それだけ進行がゆっくりなのですよね。

そして、新年早々の今回の検査結果はclass3b。
正直、とてもショックだった。

今日診察室で、私は動揺しちゃった。 
「前より悪くなってきちゃったね・・・」と先生。
でも、先生は落ち着いてた。

以前から高度異型性になった場合、そのままがんになる確立も高くなることから、
検査と治療を兼ねて、円錐切除という方法をとると聞いていました。
これは、怪しい細胞のある箇所を円錐形に、コールドナイフか、電気メスで切除し、切除した病変を精密検査するというもの。
手術自体は30分くらいで終わるそうで、私が通院している病院では一週間の入院。
病院によっては日帰りでもできる場合もあるということでした。

がんになる前に、高度異型性の怪しい箇所を切ってしまえば、転移のリスクもないということだそう。

「悪いところがあるなら嫌だし、ずっとモヤモヤ気にして過ごすのは辛いから、すぐに切ってください!!」
手術や入院は嫌だけど、それより、悪玉細胞を持ってること自体嫌だ。
「白血病と違って、そんなにあわてることは無いよ。 再来月組織をとって調べてからで大丈夫だよ。」
と先生。
「でも、数ヶ月も置いておいて、大丈夫なのか、心配なんだもん・・・」
「急激に進むものではないし、このがんほど、原因やメカニズムがわかってる物はないんだよ!大丈夫だから、あまり心配しないこと。」
そう先生が話してくれた。

私があんまり心配していたから、精神的な部分も考えてくれたみたい。
来月中旬組織の検査をすることに。
その検査結果で、今後の治療計画を立てるということです。

「そんなに切りたいなら、即切るようにするかい??^^;あわてなくてもいいけれど」と先生。
「えっ!!やっぱり切るのやだなぁ・・・^^;」と私。
二人で、切る切らないと診察室で話していたら、なんだかにぎやかな診察室に。
「あずりんは大病乗り越えた割りに弱っちぃなぁ~」と先生にいわれ、
「そうです!よわっちいけれど、本番には強いですから。笑」
「さすがだなーー!!」
いつの間にか、そんな会話になってた。^^;

体のことが一番だけれど、私の楽しみにしていたアメリカへの旅行のことを先生に話した。
以外にも、治療は旅行が済んでからでも十分大丈夫だろうということだった。

先生といると、安心してきて、笑いも飛び出すけれど、
やっぱり帰り道、だんだん元気なくなってきて・・・
おうちに帰ったころ、すごく不安だった。

先生は検査の日まで、このことは忘れていなさいって、いってくれたけれど、
やっぱり・・・怖いな。

ホントは、よわっちぃんだよ・・・ね。
そんなに強い人間はいないよ。






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最終更新日  2009.01.09 09:10:14
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