いしけいからの穏やかな日常と伝えたい思い

ＮＨＫ朝ドラのエリーさんはご主人のマッサンに話を聞いてもらえなくて怒っていました。

そういうご主人は多いのでしょうか？私の主人も同じです。

何か話そうとすると忙しいからとか今新聞を読んでいるのにとかテレビを見ているのにとかうるさそうにします。

それでも用事がある事は言うのですが、何回も言っても知らなかったと言ったりします。

自分の用事の時は私が寝ようとしていても話します。

大体話すのは何がどこにあるかを聞く事が多いです。

どこに置いたかを忘れてしまうのでそんな事ばかり聞かれています。

私が話したい事は母と住んでいるので母に話します。

あとは誰かが聞いてくだされば嬉しいなと思いながらこのブログを書いています。

私が卵巣がんとわかった時には入院や手術がすぐに決まり忙しかったのであまり調べたり出来ませんでした。

入院中は患者どおしでいろいろ情報交換出来ましたが、退院してからは転移の不安などもあり他の人はどうなのかと気になりました。

抗がん剤の副作用で白血球が減っている時にはあまり外出をしない方がいいと医師に言われていたので私は通院以外ほとんど家から出ませんでしたが、自分よりもっと悪い方がいろいろ行動されているのを見てすごいと感心したり大丈夫なのかと心配になったりしました。

本を読んで調べると不安な事が多く書かれていて余計に怖くなり、又体験記やブログも回復した元気な人のものしか読めなくなりました。

私はインターネットが使えますが積極的に人と交流するのは苦手です。

患者会も外へ出て交流や活動できる人でないと居にくい感じがしました。

傾聴ボランティアも興味がありましたが、悩みごとなど悪い事を聞いたら自分が不安になりそうで自信が無くなりました。

誰かにお役にたてればと医療情報を書いたりしましたが、受け取り方でいろいろトラブルがある様で難しいと思います。

私は誰でもその人に合わせてしまうタイプで自分の主張は言えない方ですが、最近は無理に合わせたり皆にいいようにふるまわず自然体でいたいと思うようになりました。

これからも自分の思うままに書く事になると思いますが、それでも楽しんでいただける方がいたら嬉しいなと思います。

話したい事もうまく話せないけれど、それを文章で伝えるのも難しいなと思います。