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きらめき星の世界

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2006.06.25
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カテゴリ:英語

語は難しい。。 

金曜は英語学校でリスニングのお勉強です。
まさに瞬きしている内に言葉が流れ去っていく~。狐につままれたような顔をして「すいません、もう一回お願いします」。それでも聞こえない自分が歯がゆい。

クラスの中でもよくできる人のやり方を真似でもなんでもいいんで実践してみよう。

ということで、

リプロダクションの練習。
(短いセンテンスを聞いて、聞いたあとから全く同じセンテンスを口に出して言ってみる練習)

「The Japan Times 社説集」

 音声はネイティブによる録音。多分ナチュラル・スピード。社説なので単語レベルは少々高い。あとは、この会社の「思想」が分かりやすいのでそういう意味で面白い、かな?それはさておき聞き終わってCDを一時停止してみて・・・あれ、何も覚えていない・・・ということがいかに多いことか。今までその程度にしか頭に残ってなかったんだなあということを実感。読むだけなら4,5分で終わる記事なのにリプロダクションの勉強だけで1時間は飛ぶ。。

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他にも手をだしてるものは沢山あるんですが、、、どれも長続きしません。涙

「CNN English Express」

これがナチュラル・スピードなのかもしれないが、やたら速く感じる。口語表現多し。
また勉強を再開すべきか思案中。

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「English Zone」

 スピードはやや遅め。ネイティブの録音。英語そのものより内容が面白い。毎回様々な分野の人からインタビューを行っている。外国人ももちろんあるのだがこの雑誌、日本人のキャリア・アップというビジネス誌的な観点も持っているようで国内、または海外で活躍する日本人へのインタビューも積極的に行っている。それが面白い。
 野口聡一(宇宙飛行士)、佐藤琢磨(F1レーサー)、工藤夕貴(女優)、矢野沙織(サックス奏者)、櫻井よしこ(ジャーナリスト)、フジ子・ヘミング(ピアニスト)、佐藤可士和(アートディレクター)、大平光代(弁護士)、大前研一(経営コンサルタント)、吉井怜(女優)・・・。これだけいたらみな誰か一人位気になっている人がいるのでは。

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 世の中色んな学習雑誌がありすぎです。。しかしどれをやるにしても結局は語学学習に近道はないと痛感しております。覚えるの嫌いなんでなるべく「今、がんばって覚えている」という感覚にならないように(?)勉強してきましたが、これまでの経験から考えるに、語学の勉強法は一言で言えばやっぱり「ひたすら覚える」に尽きます。

(以下の話は外国語を英語に代表させてもらいます)
 自分は、文法から考える理屈人間ではなくてフィーリング人間だと思ってますし、実際5文型いまだに覚えてませんが、「文法」という言葉を知らないだけで頭の中で5文型の表現パターンは覚えているのだと思います。「英語は絶対勉強するな」とか「覚えないでらくらく英語」的な学習法をよく見ますが、そもそも覚えていないもの(つまり知らないもの)をどうやって話せるというのですか。「暗記」という作業を意識的にやるのか無意識的にやるのかという違いだけですね。どちらにしろ「暗記」は「暗記」です。
 仰仰しい学習本を何冊も買い込んで勉強するなんてヤダというなら実地に外国人と話すなりその人なりの方法で「暗記」したらいいと思います。しかし世間話程度ではなく英語の小説や新聞もちきんと読みこなしたいというなら結局相当な時間がかかるのではないでしょうか。
 語彙には見たらそれと認識できるけど自分では使うことのできない受動語彙と、自分ですぐに使用することのできる能動語彙があります。その数の関係は常に、

受動語彙>>能動語彙

です。英字新聞を読めはするけど、同じレベルの文章を書けと言われたらそれは今の僕には無理ですね~。

 英語の詰め込み教育は良くないとよく言われますが、では詰め込み教育を受けてきた高校・大学出身者の語彙レベルで海外の英文発行物が全て読めるかというとまず無理です。海外新聞の「Economist」とか「Financial Times」とか見てみればいかに自分のレベルが低いか分かります。(これは背景知識の有無も大きいですが) 確かに会話に重点を置かなさすぎだったとは思いますが、会話だけやっていても海外と互角に渡り合う実力はつきません。どんな話題にもついていける教養の広さ、それを母国語以外でも伝えるだけの豊富な語彙・表現力が必要になるのです。そもそも母国語でそれを表現できなければ話になりません。英語学習にも国語が必要といわれる所以です。
 もちろん皆が皆外国との交渉の場に立つわけではないですから、これは国を代表する立場の方々に要求されるレベルということになります。とは言っても最近開かれた国際会議で、留学経験もある日本人出席者が通訳者をつけず頑張って英語で話してみたのはいいけれど、一人でスピーチするだけならよかったが、原稿のない質疑応答になるとろくに質問に答えられず大恥をかいたという話を聞きました。国益が関わる重要な場でそのような軽率な行動を取るということに憤りを通り越して呆れてしまいます。その会議の場ではその人が日本の代表なわけです。一体日本という国が他の国にどのように思われたか。一億総中流(今は下流?)、みんな平等の時代でも、誤解を恐れずに言いますがエリートは必要だと思います。

 

 話がわかりにくくなってしまいますが、あくまでこれも英語学習について一つの側面を捉えているにすぎません。スポーツをやる選手に英語のエリート教育は要りませんし、音楽をやっている人に英語で小説を書かせることもありません。実地で使える英語力さえあれば十分です。自分は勉強しなくても英語はものになった、という意見はこのレベルを指していると思います。ただ自分の専門のこと以外にも広い視野を持ち、それを語る言葉を持っている人の方が面白い人だなとは思われる気がするのです。そのためにはいわゆる「お勉強」も必要かと・・・。ここから先はもうその人次第ですね。

 自分が英語を勉強しているのは何も自分を磨いてスキルアップしようとはそこまで思ってなくて、好きだからとしかいいようがない・・・。 まあ上を目指せるなら上に行きたいというのは僕の性質みたいですが。






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Last updated  2006.06.25 12:50:35
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