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きらめき星の世界

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2007.09.21
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カテゴリ:science

 

旅行記の途中ですが、全然関係ない妄想を少々・・。

というか、旅行記が終わらないから他の話が全く書けないよ!

 

こんなこと書くと危ない人だと思われてもしょうがないなー・・・。

 

 

分子生物学の本を読んでいてふと思ったんですが、

人間のDNA塩基配列はおよそ30億あります。こんなに大きな個体なんだから、まあそんなもんかなという気もしますが、では小さな小さな微生物だったら数百個程度でかわいいもんかというとそうでもなく、やっぱり数億程度はあるそうです。

よくよく考えるに30億個というのは細胞1つ1つの中に、という意味であって、細胞1つ1つの大きさは微生物1匹とさほど変わるわけではない。

でここから妄想を膨らませるに、細胞1つ1つは微生物みたいなもんで人間はその集合体と考えることもできる。

なんでそんなこと考えるかというと、生命の進化の過程で細胞というものも複数の生物が合体したものと推測されているから。それがさらに集合して1つの生命体のように振舞うということもそれほど変な話ではないだろうと。

細胞中にあるミトコンドリアという器官は細胞の核とは別に独自のDNAを持っている。これは昔それぞれが別々の生物だった名残りだと考えられている。もちろん人間の細胞のDNAは全て共通しているけど、細胞の形、働きは場所場所で全く異なる。

細胞が単にたくさんあるだけではもちろん1つの生物にならないから、それを制御しているのが脳ということになるんでしょうが、実際1つ1つの細胞がどこまでどのように制御されてるんだろうか。少なくとも自分がえいっと思ったからといって1個の細胞をどうこうすることはできないわけだし。てなことを考えてると生命の境目は以外に曖昧だなあと思い出したりして。

うーん、今日は行きかう人々が微生物レベル(細胞レベルとはあえていわない)でばらばらに見えます。。。

 

決して、病んでませんのでね、決して。病院紹介してくれなくてもいいですから。はい。

 

さらに妄想を膨らませるに、人間の意識というものは化学反応の蓄積だというふうにほとんど最近では考えられていますが、するってーと意識が発生する化学反応量のしきい値みたいなものはあるのか?と。

少なくとも中学・高校でやるような試験管の中の反応みてこいつ怒ってるなーとか笑ってるなーとか考える人はいないでしょうが(文学的な比喩は除く)、それがつもりつもっていけばいつか意志と呼べるようなものが出てくるんでしょうか。わかりません・・。

例えばDNAの複製過程は、まずDNAポリメラーゼと呼ばれる分子がDNAの端にくっついてそこから自発的に複製を始めていくんですが、これは別にDNAポリメラーゼが複製したい!という強い意志をもって動いているわけではなくて、そのように動作することが熱力学的に安定なのです。少なくともこの段階でDNAポリメラーゼに意志があるとはみなさないですが、こうした熱力学的に安定という物理学の法則に、すなわち自然の法則に則った行動を積み重ねた結果が意識というものになるんでしょうか。つまり意識は我々の自発性の表れと思っていても、あくまで物理学の法則の範囲内で、ということになりますね。

ある世界の中で、その世界を認識して考えるようないわゆる知的生命体が自発的に生じるものなのか、確かめることができる日はくるんでしょうかねえ。

あー、僕達ってなんなんでしょう。なんでここにいるんでしょう。生命はどうやって生まれたのでしょう。

 

こういうことが子どものころから気になるのです。

考え出すと止まらない。

やっぱり根っからの研究者タイプなんでしょうかね。まわりから必ず言われる。

 

人間性を疑われそうなので、やっぱり消そうかなあ・・・。

 






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Last updated  2007.09.21 20:24:51
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