|
カテゴリ:アスペルガー症候群
今日は、保育所が終わってからお姉ちゃんの「ピアノ教室」でした。
いつものご近所の遊び&飲み会メンバーのお一人が、先生をしてくれています。ですから、アスペルガー症候群のことも承知の上で、娘に合わせたレッスンをしてくれています。ただ、指示が、伝わりにくくて・・・。 先生 : 先生が弾いた音を真似して言ってね。 娘 : はい。 先生 : ド レ ミ はい。どうぞ。 娘 : ド~ レ~ ミ~ はい。どうぞ。 NOVAのコマーシャルのようでしょ。でも、全く悪気はないんです。 先生 : じゃあ、次は「ど・れ・み」と、はずんだ感じで歌ってみましょう。 娘 : 「ド~レ~ミ~」 と、歌いながらピョンピョンとはずんでいます。 先生も、いつも伝え方の難しさに頭を抱えながらもほんわかと笑ってくれています。そして、すぐには訂正せずに次回のレッスンの時から分かるように伝えてくれています。本人が、その場で「間違えた」と自信を無くさないようにして下さっているようです。 これは、コミュニケーションの問題が原因です。 本人が、話すほどには理解していない、相手のいったことをそのまま受け止めるので、「言葉の裏の意味」や「曖昧な聞き方」が苦手です。その場の流れや言外の意味をくみ取ることが出来ません。社会的なルールや、暗黙のルールなども含め、アスペルガー症候群を持つ人は、大人になっても理解は困難なようです。こういった言動や、行動に悪意は全くありません。ルールが分からずに素直に「本当のこと」を言ったり、行動したりしてしまいます。ただ、無邪気に人に対して迷惑なことをしてしまうことがあります。その言動や、行動が人を傷つけるということを理解しにくいのです。ですから、皮肉やほのめかし、たとえ親しみの表現であっても本人はそのまま受け止めるため、混乱したり、傷ついたり、滑稽に見えたりします。 私も、少しずつアスペルガー症候群の事が分かってくるにつれて、今までは怒っていた事や、腹が立っていた事が減ってきているように思います。その分、長女が安心して過ごしやすくなっていればいいな。そして、アスペルガー症候群を知ってくれている方達が増えれば私みたいに、腹が立ったり、怒ることが減ればうれしいなぁそして、安心して過ごせる場所が増えます様に 読んで下さってありがとうございます。長々とすいませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アスペルガー症候群] カテゴリの最新記事
|