劇場版ATARU
前々からチケットを買って、劇場に・・・なんていうこともしたくない今日この頃なので、ふと思い立った時に、映画を見ることで気分転換している。すっごく疲れているのか、と言われると、そうでもないようだ。刺激を求めて・・・となると、手っ取り早いのは、ショッピングなのだが。商品を見ていても、これといって、ほしいものもないし。おいしいものを食べに・・・と言っても、自宅で食べたいものを作って食べただけで、満足だし。今の生活、満たされているのかもしれない。ストレス続きの年月だったので、普通の心理状態がわからなくなっているのかもしれない。ストレス解消のために、観劇を・・・と言って、むさぼるように通っていた劇場であるが、1年以上、山口さんの舞台から遠ざかって、すっかり、この生活に慣れたのかもしれない。ストレスがないのか、ストレスを解消する方法を身につけたのかわからないけれど。1月のコンサートも、その後、別演目で博多座公演があるようなので(先日の情報が完全に消えるってことはないでしょうし)、わざわざ山口さんが乗り気でない歌を見に行ってもね、という感じ。まあ、地元に来れば、行きますが。夢を見るために通っていた観劇ですが、ここ最近、巷のどろどろが垣間見える(うーーん、この言葉、こんな使い方するんだっけ?)感じになってきたので、うんざりなのかもしれない。きっと、スタッフさんが世代交代してるんでしょうね。・・・ミュージカル界もそんな感じだし。・・・・でもオペラ座の怪人2の線を過去の俳優がやるってのもね。・・・そんなところもちょっと考えもの。なんだかね・・・。華やかさが見えなくなってきたよね。ってことで、前置きが長くなりましたが、見てきた『劇場版 ATARU』。そもそも、病気の人や障害者の役を生半可な役者のアイドルが演じることにすごく抵抗があったので、ドラマも見たことなかったのですが。母の強い誘いを断れず、足を向けました。一言で言えば、思ったよりもおもしろい。中居君の演技がどうだと言うのはやめておきたいけれど、こういう世界についての理解が、こういう形で進んでいうことはわかりましたね。前述のことも含めて、つまらないことに価値を感じている人間に、まともな感性を持った人が振り回されることなく、生きていける世の中になるといいですけどね。