市川猿之助特別舞踊公演
昨日は、熊本県山鹿市の八千代座の『市川猿之助特別舞踊公演』を見てきました。歌舞伎に関しては、あまり知識がないので、舞踊公演というと、ひたすら踊って終わりと思ったら、台詞もあるし、見得もあるし。小さな芝居小屋なので、舞台もうんと近く、迫力満点。この建物の存続に、玉三郎さんが尽力されていると聞いたことがありましたが、確かに、玉三郎さんと獅童さんのお名前が。まずは、清元の素踊り『吉原雀』。はっきり言って、ストーリーわかりませんでした。でも、笑也さんとの踊りは、素敵でした。で、お二人の御目見得口上。前日には、市内の小中学生を招いて、公演をされたことなんかも、お話がありました。博多座の『レディ・ベス』も、石川禅さんが講師となって、ミュージカル講座が開かれることになっていることなんかも思い出し、次世代への継承を感じました。で、休憩の後、歌舞伎舞踊『吉野山』。以前、博多座でのお披露目公演で見た舞台に続く話でした。猿之助さんの狐が化けた忠信をもう一度見たいと思っていたので、もう最高でした。久しぶりに舞台に接して、あの興奮が戻ってきたという感じでした。8月の博多座通いがほんとに楽しみになりました。