帝劇『モーツァルト!』11月23日昼
『モーツァルト!』11月23日(日)12時30分公演モーツァルト 山崎育三郎 コンスタンツェ ソニン ヴァルトシュテッテン男爵夫人 春野寿美礼 レオポルト 市村正親 コロレド大司教 山口祐一郎 シカネーダ 吉野圭吾久しぶりにミュージカルを見るということで、早めに劇場に行くつもりだったのですが、銀座でちょこっと試着をしていたら、あっという間に時間が経ち、店員さんがネットで在庫を調べるのにもたついているところで、12時。「急がないと全国で4点しか残っていないようです・・・。」という言葉を背に、「後できます!」とばたばたとデパートの中を走って劇場へ。10分位前に着いたので、ほっと一安心。パンフレットとお弁当を買って座席へ。前方席なんですが、サブセンターブロックなので、どうかなあと思っていたら、このあたりは、役者さん達が間近まで出てくるので、素敵なオーラをいっぱいもらうことができました。さて、大司教様ですが。とっても張りのあるお声で、えっへん具合が最高でした。最初の登場から、壇の上なので、この座席から見上げるのはちょっと大変だなあと思ってしまい、そう言えば、この演目は、2階席もいいんだったと徐々に思い出したり。これまで、あまり記憶にないんですが、お取り込み後の猊下の手に付いたお水は、結構な距離飛んでいるんですね。まあ、客席までは来ませんが。私は、この時の赤い重々しい上半身と対照的に長く伸びている御御足がとってもかわいらしくって好きなんですが(白いタイツだし)。市村さんも、病み上がりとは思えないほど、声に張りがあるし。山崎君のパワーは、圧倒されるものがあるし。ソニンコンスタンツェは、安心してのめり込める安定感がありますね。強いて言えば、男爵夫人ですが、香寿さんの歌声に慣れているせいか、春野さんの歌声には、物足りなさも感じるのですが、ドレスさばきと言い、姫度、浮世離れ度はこの人という感じですね。物足りなさと言えば、ナンネールも、高橋さんの高音の伸びが記憶にあるので、ちょっと違う感じはしましたね。でも、かわいいからOK かも。そして、山口さんが舞台上にいない時にはこの人ですよ。やっぱり。シカネーダ。前よりも体絞っている感があります。踊りも切れがあるので、映えますよね。へとへとに疲れての遠征だったので、入り込めるか心配だったのですが、すっかりパワーをもらって前向きな気持ちになることができました。今回の遠征は、数年ぶりに友人と会って、ゆっくり近況報告をしたり、祐友さんともお話しし、いろんな人からのパワーをしっかりもらうことができました。やっぱり心の支えは山口さん・・・という感じです。帰ってきて早々ですが、大阪公演のチケットを探ろうかと思っているのでした。・・・そろそろクリエ・ミュージカルコレクションの申し込み結果もロックさんから届く頃でしょうか。