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秋桜の山口祐一郎な日々

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2011.09.18
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カテゴリ:三銃士

『三銃士』 博多座 9月17日(土) 12:00開演

ダルタニャン 井上芳雄   アトス 橋本さとし  アラミス 石井一孝  ポルトス 岸祐二  ミレディー 瀬奈じゅん  リシュリュー枢機卿 山口祐一郎  国王 今拓哉  オンヌ女王 シルビアグラブ  コンスタンス 和音美桜  ロシュフォール 原慎一郎  バッキンガム公爵 伊藤明賢

 本日の座席は、F列サブセンター。これまでが、センターだったので、観劇は、センターと思ってしまうのですが、(まあ、1回きりだとそうなんですが)この角度もなかなかいいなあと思いました。

結構、いろんな人たちが正面で止まってお披露目してくれるし。ストーリーがわかってくると、中央で演じている人でなく、脇の人たちの動きを楽しむという余裕が出てきますからね。ポルトすなんかは、ほんとに追ってると面白い。闘いの場面でも、1人1人見せ場があって、ポーズを決めると拍手をもらっているのだけれど、私はアラミスを追ってしまうので、ポルトスが拍手をもらっているところでしまった、と見るのですが間に合わない、ということばかりでした。

この決めポーズは、「ザ・博多座」でも頻繁に流れていたので、前後の流れを見てみたいと思っていたのでした。怪力(でも、かわいい)ポルトスのイメージが、紹介されているところですよね。

 

そして、サブセンターになると、スピーカーも近くなるからか、始まってしばらくは、片方の耳がおかしくなっちゃったかと思うほど片側からの音が極端に大きく入ってくるので、聞こえるんだけど、すっごく違和感がある。

このあたりのシーンは、じゃがいも号君、チェックしていて、ストーリーは耳で聞きながら・・・というところなんです。(先週は、折れた剣先が自分の目の前に飛んできて、異常なほど興奮していたし。)

でも、昨日は、離れていたのに、ニンジンにつられて行くじゃがいも号の様子を確認することができました。

 

1回見ただけじゃ、ストーリーがうまく流れていないような気がするのは、こんなところまで見ることができないからですよね。

細かいところまで、詳細にストーリーは作られているんですよね。そして、それが、後の話につながっていったりして、やっぱり舞台は奥深い、と思ってしまいます。(なんて言ってると、まだまだ真髄はわかってないだろうと、突っ込まれそうですが。)

 

と言うことで、本日のキャストの面々。

と言うか、山口さん。

 

前言撤回・・・かも。

猊下はかっこよかった。うーーん、見た目主義ではないと自負していたんだが。うーーん、かっこよかった。

存在感は相変わらずなんですが(いや、増強したかも)、ちょっと初日よりも痩せられたかも。昨日の観劇で、ツボに入ってしまいました。おかげさまで、チケットがまた増えてしまいました。(スケジュール通りにいくと、この回数しか入れられなかったのですが、ほかの予定を2つほど変えて決行です。)

 

昨日は、高校時代からの友人とその子どもを連れての観劇でした。ミュージカル初心者の二人の反応が楽しみだったのですが、ダルタニャンの頼りなさと、周りの人たちの重々しさがほんとによく表れてる・・・と言う評でした。これって、いろんな取り方があるのだけれど、まあ、深くは追及するまい。

友人は、脇の人たちが全員しっかり演じてるのがすごいよねなんてことも言ってました。初見で、ストーリーだけを追うのでないあなたは、ミュージカルにはまり込む要素大だねと、心の中でほくそ笑む私でした。子供には、場面の展開とセリフの聞き取りが難しかったようです。

でも、その二人が、山口さんの歌唱力がすごい、際立っていると絶賛していたので(まあ、ファンである私への配慮でもあるのだとは思いますが。)、私、ご満悦でございました。

 

ということで、昨日の山口さんも絶好調。そして、歌詞も聞き取れ、枢機卿様の人としての弱さも今日初めて理解できました。でも、この後、甲冑つけて、「進め!!」と雄叫びまくるんですから、ほんとに二枚舌ならぬ、二重人格?・・・いや、どんなに強く見える人間誰しも、こんな二面があるものですよね。こんなに大声の大きな人でも、こんなに繊細な心が・・・・って、余計なことを。いやいや、でかい人ほど、小心者なんだ・・・って、もういいって。

 

銀橋トークは、井上君と原さん、瀬奈さん。井上君いわく、「黒い人2人(だったかな?)」。こんな感じでトークする機会なんて原さんは、滅多にないことでしょうから、かなり緊張した面持ちだったのですが、彼が話した後の反応を見ながら、瀬奈さんがうまくフォローを入れるので、それなりに盛り上がって終わりました。原さんが、「瀬奈さんには、ほんとにお世話になってます。」と言ってましたが、この場でもそんな感じ受けました。

 

でも、原さん、初日に比べると、ほんとにいい感じになられています。大きな枢機卿の下の大きな隊長って、すっごくマッチしていていい感じがします。初日では、アトスへの「ばーーか!」のセリフが観客には認識されずに終わりましたが、ちょっとした間なんですよね。昨日は、大うけしてました。アンサンブルさんとはいえ、たくさんの舞台をこなして(劇団時代から)来られた方でしょうから、経験重ねるにつれ、しっかりと素敵なロシュフォール君になっていかれるのでしょうね。

これからの観劇がますます楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

    






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Last updated  2011.09.18 09:19:12
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