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カテゴリ:歌舞伎
海老蔵という人の名前はよく聞くが、見たこともないし、見ようとも思わない・・・・ということでこれまで来たのですが、せっかく博多座に来ることだし、1度だけでも行ってみようかと思った。
『外郎売』 歌舞伎十八番の有名な作品だそうだ。歌舞伎というものには、あまりなじみがないので、詳しいことはわかりません。 でも、見得を切ったりして、観客の目を向けるというのは聞いたことがあり、役者さんが、大見得を切るのをテレビでアップで見たりして、迫力あるなあと思ったことはあります。 で、今回の公演、特に一幕は、海老蔵が要のような流れで進み、時折、大見得も切る。 が生で見る大見得、なんだか迫力に欠けるなあと思ってしまう。 海老蔵さんは、きりりとしたいわゆる、いい男なんですけどね。迫力という点ではまだまだ若造っていうところなのかなあ…なんて思っていたら、ふと頭をよぎった。 そうか、山口祐一郎という大男を見慣れているからか。 <連獅子> 連獅子は、勘九郎親子のものを以前見たが、今回は、ド迫力があった。 これだけ見られただけでも、今回は結構と思えるほど。 解説を聞きつつの観劇なので(ほんと、ド素人です。)ああ、谷底に落ちていく…、もがいてる…というのがはっきりとわかる。 ミュージカルとはまた違った感動を受けることができました。 <与話情浮名横櫛> 死んだはずだよお富さん♪という歌がある、あの話(かな?)。 美男子の海老蔵扮する若旦那と福助演ずるお富の恋物語。 いやあ、最初に出てきた若旦那風の海老蔵さん。どことかのドラマに出ていた山口祐一郎扮する若旦那さんを思い出す風体。いやあ、ほんとに、あのお方を一回り小さくしたような感じ。
結局、歌舞伎を見に行ったのに、頭に浮かぶのはこれまでの山口さんの役どころ。どうなっとるんだ、この頭。
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Last updated
2012.04.07 20:41:29
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