Ｍａｙｕとあなたと。

こんばんは、今日は元気なMayuです。

今日は乳腺クリニック＆医大で一緒だった患者さんとお会いして、楽しくランチ会をしました。
アフタヌーンティーカフェにて、半熟卵のボロネーズ＆アイスティーをオーダー。
Mayuはアフタヌーンティー大好き！！
テディベアとかよく買います。カフェはもう何度行ったかわからない・・・

最近よく患者さん同士で話題になるテーマ。
『私たちはいつまで患者なのかしら？？』
まぁ、まだ今は術後１年経過してないくらいで、治療中であったり頻繁にクリニックへ通っているわけだから、患者だよね。
で・も、先生とかから「患者さん患者さん」と言われると、どっか引っかかったりするのです。


乳がんを経験したって、結局は日常生活と折り合いをつけてやってかなきゃいけないのは自分自身で、でも患者であることには変わらない。らしい。そこが難しい。

最近私も「乳がん患者」とか言うのにちょっと違和感を感じてたりするんだよね。
でも、「乳がん体験者です」と言うには、まだ早い。

私は一体、ちゃんと折り合いを付けることができているのか謎。

乳がん患者の場合（決して乳がん患者だけを特別扱いしているわけではないですよ）、確かに他のがん患者さんに比べて比較的元気な状態で過ごしている人が多いものだから、どうしても「軽い病気だ」とか「取ればすぐ治る」とか。そう思われがちで、なかなか周囲の人からの理解を得られないことが多いようです。
私もどっちかって言うと、自分がなるまではそんなイメージを持ってた。
でも、実際は全然違った！
確かに早期発見・治療がなされれば治る可能性は高いんだよね（でも、早期発見できたとしても、進行がんだったりとか癌のタイプによってはそうも行かないこともあるので、軽視はできないのです）。
ところが癌が腋の下のリンパ節に転移していたりすると、そこを流れる血液に癌細胞が乗っかって、流れてくわけです～。
すると、いくら病巣（乳房）を切除したって、全身にもう流れてっちゃった後だったらダメなわけです・・・。
だから私のように抗がん剤治療が必要だったり、放射線で焼いちゃう必要があったり。
女性ホルモンが原因で乳がんになったという人は、それを止めて癌細胞が作られないようにしたりしないといけない。（ホルモン剤を飲んだり、卵巣に注射してストップしたり。）
ホルモン治療をすると、いきなり身体が更年期のような状態になって、いきなりドッと汗が吹き出たり（ホットフラッシュと言います）、憂鬱になったり、体重増加したり・・・色々あります。
Mayuは、去年の秋からホルモン治療を始め、あと丸１年続きます。（本当は５年飲むのが標準なんだけど、２年以上飲むと出産ができなくなる可能性があるということで。）
一時期より体重が８ｋｇ増えて、凹んでるところですが^^;
そしてさらに言うならば、抗がん剤治療をしても、薬が効く人と効かない人がいるわけで、「やっても、治るとは限らない」「やっても、もう再発しないとは限らない」という、一種の賭けのようなもので。
それでも、生きられる確率が少しでも高くなるなら・・・ということで、皆さん髪の毛を失っても、元気な細胞を破壊されても、ゲーゲー吐いても治療を受けます。私もです。

その他にも、乳がんについてぜ～んぜん知らなかったことばっかりだった。これだけ最近流行ってるのにね。
前立腺がんと乳がんに関しては「全身癌」と呼ばれて、あちこちに転移する癌だってことも知らなかった。
(乳がんは全身の骨、肺、肝臓に転移しやすい）

バカのひとつ覚えみたく「乳がん検診！」と言っているけど、ただ受ければいいってもんじゃない！
ちゃんと「乳腺外科（または第一外科）」に行って、マンモグラフィーだけでなくて先生の視触診＆超音波（マンモよりもこっちの方が本当は重要だって話もあるよね）＆必要に応じて細胞診も。
１度の検診でこのフルコースを一通り受けること＆定期的な検診受診を訴えたいところです。

早くに見つけてれば・・・なんて思いは、できるならしないほうがいいです。当たり前だけどね^^;

確かに病気のおかげで、色々な人と出逢うことができたし、貴重な体験もできてる。
色々考えさせられたし・・・。
けど、「じゃあ病気になって、良かった？」と聞かれるとそれは・・・ちょっと。ねぇ。いくらなんでも。

でも、乳がん患者だってことは私的には別に恥ずかしいことじゃないんだよね。こんな太ったのも、髪の毛がちょい少ないのも、言ってみれば仕方ないんだし。
だから、せっかくだし自分の病気のこととかはこれから知り合う人にもちゃんと伝えていきます～。
病気について教えてって言われれば、私の持っている情報であればいくらでも！どうぞ！って思ってるんだけど・・・。

さて、長くなりましたが今日のアトムです。
膝の上でお昼寝スヤスヤ・・・zＺｚＺ