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カテゴリ:Mayuと乳がん
ここ最近で、今まで自分が書いた原稿を一気におさらいして、改めて書き加えたり、削除したり、順番を変えたりとかいうのをしています。
月に1章ペースで書いて、1章出来上がるたびにメールにつけて送っていました。 が、改めてつなげておさらいしてみると、いろいろ変えたくなったりおかしな部分があったり、グチャグチャだったり^^; 「が」とか「は」とか「を」の使い方が意外にできていないことにショックを受けています(笑) 告知されたときから、主治医の先生に言われたり、患者さんどうし会話したことなどはほとんど常に書き留めてました。 忘れないように携帯のメールで一時保存していたり。 自分の記録としてはもちろんですが、良い主治医に出会うことができたことで、HPはいつか持ちたいと考えていたからです。 でも、当時はわかってて書いたと思われる箇所が、今だと「?」というのもあって、これから主治医の岡崎先生には原稿確認の大手間をおかけしてしまいそうです。同様に札幌医大の坂田先生にも。 それはさておき?、改めて読んでみると、やっぱり自分の病気のことながら乳がんってのは大変な病気だと再確認しています。 なんていうか、とりわけ精神的負担の大きい病気でもありますよね。女性特有のものであるだけにタチが悪い。 乳がんはたしかに、他のガンに比べて術後の回復は早いのは事実だと思います。でも、気持ちがそれについていかないのに、早いうちに日常生活との折り合いをつけるという作業を迫られる。 患者心理もさまざまで、独特な病気だと思います。 サバサバハキハキの私でも、今振り返ると大きな山も深い海の底も、いろいろなことがあったな。としみじみ感じたり。 まだこの1年のことなんだな、と思うと、私はそれなりに頑張って、復活したよなって正直思います。 平静を装って無理したこともあったし、隠れて泣いたり慰められたり、醜い感情剥き出しに喧嘩したりしたこともあったけど、まぁ振り返ると良いエピソードです。 きっと、本を読んで「なんか、思ってたまゆちゃんと違う」と思う人が多々いるのでは・・・(怖) たしかに他のどんな病気だって精神的、肉体的負担は大きいし、どの病気が楽チンでどの病気だとアウトという話ではないんです。 それはわかっていることを踏まえた上でのお話なのですが・・・ 単に自分がかかった病気だから?とも見えるかもしれませんが、乳がんのあれこれを知ってしまった今、昔のように簡単なガンだというイメージは完全に覆されました。 全身に転移してしまう怖い病気だっていうのに、どうして軽視されているのか甚だ疑問でもあります。 そのわりに乳がんの名前だけが一人歩きし、ピンク!ピンク!とお祭りのようにただ騒いでいるような気も、しないでもないのです。 実際動き回っている患者さんは、ピンクリボンに色々な願いをかけて運動されていると思います。 でも、たとえばエスティローダーなんてスポンサー活動に積極的ですが、カウンターでピンクのリボンを配っているお姉さんが、乳がんのこと本当に知ってるんだろうか、検診はちゃんと受けてるんだろうかと、実際思ったりしてます。 こうやって楽天やヤプログっていう場所を借りて、私もそうですが他の乳がん患者さんも多くブログやHPを持っています。 皆、自分の後に続く乳がん患者さんの役に立てたらという思いはもちろん、考えの基底には「少しでも多くの人に乳がんの本当の知識をわかってほしい」という思いがあると思います。 他の病気の方もそうだと思います。 でも、ちゃんと伝わってるのかなー・わかりにくくないかなーという疑問や不安のようなものも結構あるのが本音だったり・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月07日 22時44分42秒
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