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カテゴリ:Mayuと乳がん
こないだの「WithYouHokkaido~あなたとともにブレストケアを考える会~」のプログラムの中で、医療者と患者による“ゆんたく”のコーナーがありました。ステージの前に椅子を何列かの輪状に配置して、医療者と患者が意見交換する形です。
(“ゆんたく”とは、沖縄の言葉で「結論の出ない、語らい」のようなことらしいです。) 実行委員の患者さんメンバー(某メーリングリストのメンバー)が患者側として出たわけなんですが、その中の1人で私も前にいました。 んで、席に着くと実行委員の人以外にも前の席へ来て参加してくださる方がいらっしゃいました。 まだゆんたくが始まっておらずザワザワしていた時、私の後ろの席に座った女性から声をかけられました。 「Mayuさん(私の本名)ですか?」 私が、「はい、、」と答えると、 「本読みました。私、●●さんと同室で入院していた者です」 と仰いました。 ●●さんとは、「おっぱいの詩」に出て来たあのうさぎのお姉さんのことです。 それからゆんたくが始まるまでの短時間、その方とは少しお話をしました。 その方も、やはり 「彼女には本当に勇気をもらったんです」 「とても励まされました」 と彼女のことを振り返っておられました。 その方は彼女が亡くなる1週間前くらいに、病院で会ったのだそうです。 そうか、お姉さんは私だけじゃなくてこうやって他の、同じ病気の人にとっても強く思い出に残っている人なんだなぁ~ なんてしみじみ痛感した私です。「うさぎのお姉さん」は、すごい人ですね。 私と、未知数の誰かが別々の場所で同じ(1人の)人と出会って、励まされたり勇気をもらったり・・・そしてそんなことを振り返る頃に、残された者同士が何かのきっかけで出会う・・・そんな不思議を感じました。 その方には帰りがけに「またどこかで・・・」と声をかけるだけで精一杯の状況でしたが、きっとまたどこかでお会いできると思っています。 こっちも少し更新別館【Mayuレポ。】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月02日 21時15分37秒
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