カテゴリ:健康ニュース
大学時代、友人が就職活動の一環でコカ・コーラに勤める先輩を訪問して
「『コーラを飲むと骨が溶けるって本当ですか?』と聞いたらむっとされた。」 そうで、 そりゃそうでしょう。。 と思ったのを思い出しました。 American Journal of Clinial Nutrition の2006年10月12日号に アメリカの「フラミンガム骨粗しょう症研究」の結果「コーラが骨塩量を減らす」という内容の報告がされています。 「骨塩量が低下する」とは、骨がスカスカになって骨折しやすくなる ことを意味します。 この研究は、清涼飲料の消費が増え、牛乳の飲用が減ったことによる悪影響を考察したもので、 コーラでのみ、骨塩量の低下がみられ、コーラでない炭酸飲料ではみられなかったそうです。 骨塩量の低下は、週に3回以上飲む50才前後の女性で顕著。 週1だと、さほど変化ありません。 コーラとコーラでない炭酸飲料の違いは、コーラにだけリン酸が含まれること。 なので、コーラに含まれるリン酸が悪いのではないかと推測されるのですが、これはまだはっきり断言できないということです。 原著はこちらから。 Colas, but not other carbonated beverages, are associated with low bone mineral density in older women: The Framingham Osteoporosis Study. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 15, 2006 09:13:14 PM
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