残りの人生最初の日
久しぶりに旦那さんと二人で電車でお出かけしました。行き先は目白にある某ホテル、実は息子が今年結婚するというので、お相手のご両親と初顔合わせをする段取りでした。ちょっと緊張もありましたが、食事をしながら和やかな時を過ごすことができました。 私の結婚したころはまだ間にお仲人さんを立てるのが当たりまえでしたが、今時は先日の初顔合わせのように、二人で全て決めて実行できるので、面倒なことがなく簡単でいいですね。もちろん地域によってはいろんな風習が残っているとは思いますが。旦那さんと帰りの電車に乗りながら、自分の人生を振り返ってみました。できることなら、もう一度最初から、と後悔することもいっぱいあるけれど、どんなに科学が進んでもタイムスリップだけは叶わない。あるのは今の自分だけ、今日の自分が幸せと感じたらそれでいいのだと思うことにしました。Today is the first day of the rest of your life. 今日という日が自分の残りの人生の最初の日(言い換えると、今日の自分が一番若い)この言葉は随分昔から私の中にいつもあったものですが、最近英語の小説を読んでいたら、この文が出てきたので、若いときは感じないかも知れない、今日という日にずしっと重みのあるこのフレーズがふと口をついて出てきました。電車の中で旦那さんに言ってみると、「そうだね..」2月で定年退職する旦那さんも、今までの人生や、これから残りの人生にいろいろと思いを巡らしているみたいでした。息子も新しく伴侶との人生をスタートするので、私も残りの人生をこれからは自分のために楽しもうと思います。去年の私のお誕生日に息子がプレゼントと一緒に、「今までいろんなこと我慢してきたでしょ、これからは人生楽しんでください」と言ってくれました。