つくつく〜55歳になって、一生分の服を作ってみようかと考えている

…九谷焼の可愛いブローチとペンダントのペアを探し続け、なんか最近、もういいかな、と思うの。

外出のたびに着けて、あー可愛いなー好きだなーと嬉しい。
でも、こんなに集まっちゃうと、もうね…多分これから、お気に入り、合わせやすいなどの理由で使うものが限られていくだろうし、これ以上コレクションしても、死蔵される子たちが却ってかわいそう。
だから最近、絶対にきれいに使って下さる方々に、プレゼントし始めています。
この前アーティスト会をした時も、「夜明け」と「黄昏」と勝手に名付けたブローチをもっていって、2人に選んでもらいました。

「あら貴重なお品を、いいの？」

と言いつつ、その場でサッと着けてくれた2人。
普段からアートが身近、というよりお仕事の人は、やっぱりセンスが違う。
鏡も見ずに、なんでそんな、絶妙な位置に着けられるのかしら、と感心しました。

私も、もっと磨かねばな。

そして…このところ気になってたまらないワードが一つ。

ト◉◉◉。

時は終戦直後。
九谷ではなく有田の窯で、超絶技巧によって創造された幻の作品群です。
時々見かけるけど、ちょっと気軽に衝動買いは出来ません。

でも欲しいの！！

「娘2人に一個づつ、将来譲れるように2個買いたいのーー」

と夫に言ったら、

「いいけど…きっと2個じゃ収まらないでしょ？」

確かに。コレクターだもんなぁ。
エスカレートして家計を圧迫してもなんだし、しばらくは大人しく憧れようと思います。