つくつく〜55歳になって、一生分の服を作ってみようかと考えている

アメリカ出身、イギリス在住の世界的デザインアーティスト、ケイフ・ファセット先生。
色の魔術師、と呼ばれる方です。
過去に来日された際、2回ほどお仕事ご一緒させていただきました。

会食、講習会やギャラリートーク、インタビューでお忙しい中、気がつくといつでも編み物をなさっている。
ある時、先生に聞かれました。

「何色が好き？」

うーん、ピンクとかブルーとか、パステルよりはちょっと深みのある系統の綺麗な色が好きかなあ、なんて、先生のパートナー、ブランドンさんも一緒に話してました。

多忙な日程が終了してお帰りになる時、無造作に渡されたのが、これ。

「本当はセーター編んであげたかったけど、時間がなかったから、これあげる」。。。

ずっと「綺麗な毛糸ですね〜」と、編んでいるのを眺めていたマフラー。
うわ、嬉しい。

冬が近づくと思い出す、素敵な宝物。
幅や長さが実は絶妙で、すっごくバランスよく着けられる。それもすごい。
私がフェルトの細幅マフラーを作り始めたのも、これにインスピレーションをもらったからなのです。

昨日、人生の先輩方の冬用に、と思ってジムにお持ちしたら、思いがけず若い20代のコーチたちに人気で、あっという間に8本が「売り切れ」ました。(売ってませんよ、よく話す方々にプレゼントしたの)。
娘の受験や将来のことで、一杯情報や体験談を下さった「心の師匠」◯子さんには、まだ会えていないので、今日も大荷物抱えて行って来なければ。

ラッピングしましょうっと。








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