ちちぶ銘仙館の感動を噛み締めてます
秩父と聞いて、ずっと行きたいと思っていたのが「銘仙館」。私、昔々の銘仙の生地が大大大好き❤ コレクターなんです。思えばうん十年前、何かのテレビCMで、多分竹久夢二風の女性がふっと立っているシーンがあって、その人の着物がとても素敵だなーと思ったのです。母が、「あれは、銘仙でしょ」と言ったので、それ以来ずっと「銘仙の着物、実物が見たいなー」と思ってました。実家には、母の着物は山ほどあったけど、銘仙はなかった。母によると、「あれは普段着のカジュアルでしょ、私、着物着ないし」(それどころか、どうせ着ないって言いながら着物をぶっ壊してリフォームしてました…時代の先取りだったんだな)それからずっと忘れてたんだけど、ご縁あって少し布や糸のアートに関わるようになったある日、海外のお客様が「材料用に、古い着物が欲しい」ということで名古屋の古着屋さんにご一緒した時、見つけたのですよ、緑鮮やかな銘仙。その時は買いませんでしたが、その後気になって気になって、コレクション開始。今では家中に銘仙の反物が溢れてます。母と同じで、私は着物を着る人ではなく、再生利用する人。色々作ってますよ!さて、今はすっかりアンティーク扱いの銘仙、昔は桐生、足利、八王子、そして秩父が国内の四大銘仙の産地だったと言いますが、八王子にはもうありません。でも秩父では、まだ生産されていると聞いて、工房とか染めの工程を見てみたかったんだ〜!風情のある休憩室。展示場では、アンティーク銘仙の試着や、貴重な昔のビデオが見られます。私、朝一番乗りだったので、ここで1時間くらい見ちゃった。私の自作、銘仙のリバーシブルバッグ(大)。後ろ側はオレンジ🧡 可愛いでしょ😍裏返すと、紫の面と落ち着いた茶色の面が現れます。そして、アンティーク秩父銘仙のマフラー🧣 これも自作。玉虫色が特徴です。タイシルクっぽいかもね。染めの作業中の工房にもお邪魔しました。お忙しいのに、たくさんお話しして下さって、ありがとうございました。もう素晴らしすぎて、私も秩父に住んで、ここに毎日通いたいと思うほどの博物館でした。最近、家の銘仙コレクションはしまいっぱなしになってるけど、また色々作ろうかな。楽しい刺激をいただきました!受付にいたブライス、可愛い😍