グローブ
子ども&主婦のクラスは、この春からメニューの一部にグローブを使用している。 小学校6年生が中学進学&部活動開始により抜けて、小学4年以下と主婦が主要メンバーとなったこともあり、顔面への攻撃は、指導者が受けるにしても、素手では指の骨折なども充分あり得るため、苦肉の策でグローブを使用している次第。 また、最近は格闘技グッズも豊富にラインナップされ、良質のものが比較的容易に手に入るようになったこともある。 また、ミット打ちなどをかなりの時間やると、素手ではどうしても拳が擦り切れてしまい、主婦にも不適当である。 グローブを着ければ、それも回避できる。 早速、顔面への突きを解禁し、思う存分攻めさせたが、いままでの稽古が奏功し、まったく淀みなく、突き、蹴りが連携して出ているのは嬉しかった。 特に、小学生も、遠慮なくバンバン顔面を狙い、時に、ボディも打ち分ける。 もちろん、大人が受ける形をとり、子ども同志で打ち合わせたりはしない。 当然、攻撃がヒットする確率も高くなるわけで、練習後「突きがボディに入ったのが嬉しい」と、上気した顔で感想を述べていた。 当然、受けの技術は、グローブがあるなしでは、全く異なる体系になるので、素手での訓練は今後もみっちりとやる予定だが、得失を判断した上で、グローブを着用しての稽古は、今後も増えると思う。 主婦には、「ボクササイズ」的な効果もあり、皆、流す汗の量は増えている。 大人のクラスでは、かなり以前の一時期、組手に使用したが、スーパーセーフよりもKO率が一気にUPしてしまい、中には危険な状態にまでなってしまう者もいたので、ミット打ちまでとしている。