北朝鮮ミサイルへの対応
前回2012年の時には、PAC-3の配備などを巡り、随分とネガティブな報道が繰り 返されイライラした記憶があるが、今回は、必要最低限の措置ながら、随分と スムースに対応しているような気がする。 あまり報道されていないが「破壊措置命令」についても既に公表されており、 米軍-自衛隊のみならず、ケネディ駐日大使経由の公式ラインでも協議している 「絵」など「政府が対応している」ことが明確に報道されている点は安心できる。 どこぞの政党が政権を持っている時には「破壊措置命令」について呑気に国会で 討論していた悪夢の時代は、随分昔のことのように思える。 「迎撃可能か?」という技術論は「やってみなければわからない」と享受すべき と考える。 何より先ず「国民を守る」という意思を明確にすることが国家の責務である。 100%の安心なんて保証できる国はどこにもない。 それよりも、核実験~ミサイル発射など「お約束」になった北朝鮮の示威行動に 対して、影で中国が画策しているかどうかをしっかり見極めてもらいたい。 中国の報道官が北朝鮮を非難する内容を話す都度、怪しさだけを感じるのは私 だけではないはずだ。 「北朝鮮が暴れる」→「話をつけるために中国の存在がクローズアップされる」 →「中国の意向を関係諸国に呑ませる環境が醸成される」 というのは、前回も同様である。 そんな便利な舎弟である「北朝鮮」を面子なんぞで手放す程甘い中国ではない はずである。 DSCF1335 posted by (C)kirk1701