映画:ワイルド・レンジ 最後の銃撃(2003)
◆CSで録画したものを引っ張り出して鑑賞。 我がホームシアターは、最近は「スタートレック・ボイジャー」の 上映が多く、なかなか溜まっている映画が掛からないw で、久しぶりの西部劇。 主演は、ロバート・デュバルとケビン・コスナー。 ストーリーは、流れ者のカウボーイが変わる時代の中で、時代に適応 しようとしながらも、信念をつらぬくために引き金を引く。 ガンマンとして過去に多くの銃撃戦を経験してきたコスナーが、 自分の雇い主であるデュバルと、たったふたりで町を牛耳る悪党と 対決するのだが、その銃撃戦のリアルさが評価されているこの作品だが、 実際、中学時代に愛読した西部の撃ち合い記録に近い、接近戦が多く、 見ごたえ充分だった。 この作品の向こうに見えてくるのは「荒野の七人」 コスナーの役柄は、自身がファンと自認しているマックイーンの ヴィンの「その後」に見えてくる。 フロントサイトを削り落とした、S.A.Aキャバルリー。 窓をかち割るシーンから、ご丁寧に太腿も撃ち抜かれるw オマージュであることは、一緒に観ていた愚息とも同意見だった。 西部の風景も美しく、丁寧に作られた名作だ。