1983年に米国から帰国した際、以前住んでいた公団三鷹台団地に住むことは叶わず、小金井公園北にあった花小金井社宅に2年弱の間住まわせて貰いましたので、家族連れでよく小金井公園まで散歩に出掛けたものでした。
公園の中核となっているのは江戸東京たてもの園ビジターセンターでした。昨日は、ふと40年前を思い起こして出掛けることにしたのです。
ビジターセンター(旧光華殿)は、1940年11月10日から14日まで皇居前で行われた紀元2600年記念式典の会場として造立された光華殿が前身となっている。
紀元2600年記念式典とは、神武天皇が橿原で即位した年を紀元元年とし、それから2600年目にあたることを祝して催された行事である。11月10日の宮城前での記念式典は、天皇・皇后をはじめ、文武の高官や海外各国の使節、日本全国各地の代表など55,000人の参列者を集めて行われた。式典終了後の翌16年8月には、光華殿は同事業の一環として計画された小金井大緑地である現在の場所へ移された。