花柚子の木はカラタチに挿し木をして育てた樹木ですので、カラタチのDNAが残っているのでしょうか、柔らかい葉の上にアゲハ蝶の2齢幼虫が動いているのを見つけました。
庭木に椿を植えている住居が多いので、厄介なチャドクガが発生しない様に消毒液を散布するのが通例ですので、今年は未だ散布されていませんが、この散布時期に依っては、この幼虫が上手くアゲハ蝶迄脱皮できるか否かは何とも言えない状況です。
アゲハ蝶は脱皮をしながら成長していきますが、幼虫の間の各成長段階を「〇齢幼虫」という言葉で表します。たとえば、生まれたばかりの幼虫は1齢幼虫、成長のために脱皮をするごとに2齢幼虫、3齢幼虫と呼び名が変わっていきます。アゲハチョウの場合、1齢幼虫から4回脱皮をした5齢幼虫までが幼虫の期間になります(環境や発育状態などによって、たまに6齢幼虫になる個体もいます)。