シャルトル大聖堂はヴェルサイユ宮殿と共に、フランスの文化資産として1979年に世界遺産として登録されました。
コローの油彩を鉛筆で模写したこともあり、訪れてみたい処でもありました。
1998年初夏、ストックホルムでの米機械学会に論文出席した後、パリに一泊して帰国することになり、帰国便は夕方でしたので、半日の余裕が出来ましたので、シャルトル大聖堂を訪れたいと思ったのですが、時間的に難しく、仕方なくヴェルサイユ宮殿を再訪することしか出来なかったのは残念なことでした。
シャルトル・ブルーのステンドグラスはネットで見つけることが出来るバラ窓画像です。
世界で最も美しいと言われる中世のステンドグラスが、ほとんど当時の姿のままで保存されている稀有な聖堂です。ガラス加工技術が急速に進化を遂げる一方で、シャルトル聖堂のステンドグラスのような深みのある色の再現は、技術的に非常に難しいと言われ、とりわけ、その青色の美しさは比類なく、それ故「シャルトル・ブルー」と称されています。