日本語の音感を美しいと感じるには、七五調にするのが良さそうです。
上記は、「ゴンドラの唄」で知られる詩人吉井勇氏の歌碑が天草大江の資料館に建てられている様です。
1907年夏、与謝野鉄幹35才が22~23才の若者、北原白秋、木下杢太郎、吉井勇等を連れて天草を訪れて、その紀行文を「5人連れ」の署名で新聞発表したのです。
何れも文筆家、詩人、戯曲家として名を成せた人物の若い才能を伸ばすことに、鉄幹がリードしたのは幸いでした。
5人連れの共作として、
葡萄の棚と無花果の熱きくゆりに島少女牛引き通う窓のそと、「パアテルさんは何処に居る」
七五調ですが、韻文とも散文ともし難い唄が残されている様です!