従来は「天災は忘れた頃にやって来る」とされ、自然災害はその被害を忘れたときに再び起こるものだという戒めで、我が国最高の物理学者で、アインシュタインの「一般性相対理論e=mc2」が発表された際に、その重要性をすぐ理解したと言われていますし、随筆家でもある寺田寅彦氏に依る言葉とされています。
しかし、近頃は「野別幕無しにやって来る」と思われてなりません。地球温暖化の所為でしょうか、日中外出出来ない様な猛暑は野別幕ですし、台風が来たとしますと居座って大風大雨特別警報が発令されて、家屋倒壊や家屋内浸水等の甚大な災害をもたらします。
地震も大小を問わず全国各地に発生していますし、特に能登半島では群発連続状態で復興にも支障を来たしています。
従来は天災の典型として「地震 雷 火事 親父」とされていますが、これからは「雨と風 地震 雷 火事 親父」と雨風を追加する必要がありそうです!