テーマ:気になったニュース(31013)
カテゴリ:Politics
職員に対するパワハラ疑惑で調査されている兵庫県の斎藤元彦知事をめぐり、県議会の調査特別委員会(百条委員会)が実施した県職員アンケートで、疑惑の中身が次々と報じられています。 発端は県知事のパワハラ事案を部下が公益通報としてマスコミに通知したことで、怒り心頭に達した県知事は、パワハラ防止法では禁じられている通知者を特定する様に指示し、特定された途端、「単なる噂放しの寄せ集めで、公益通報ではない。嘘八百を並べたものを作成するとは怪しからんし、公務員失格!」退職直前であった当事者部下を閑職に左遷したのみならず、懲戒処分として退職金支払い停止にしたのです。 全く人格のある人間がやるとは思えない所業で、その部下は自殺に追い込まれてしまったのです。 其処で、真相解明の為の百条委員会が組織され、職員アンケートを実施しては一般職員のコメントも解明の一助にしようと、兵庫県知事も証人として出頭させる委員会が、実施中となりましたので、県知事の寿命も尽きつつあるのではと思っていますが・・。 アンケートの中間報告には、「目撃、経験等により実際に知っている」と回答した人の自由記述として、次のような内容が記載されていた。 ・一回しか行かない視察先で備品の長靴は拒否して新品の長靴を準備させた ・怒るとバンバン机を叩きだす。部長からメッセージ送っても既読スルーで無視、放置。 ・雨が降り出した際、濡れないように傘を差し出すのが遅いと舌打ちされた。 ・現場視察時の対応として、事前に全身鏡と三面鏡を用意しないといけない ・工事用ヘルメットを被りたくないと言ったので、復興工事を止めさせた 伝聞による疑惑内容などを含めると、「知事のパワーハラスメントについて」の自由記述は計74ページに及ぶ文量でまとめられている。報道によると、中間報告以降に寄せられた回答には、「出張先のホテルで予約が必要な夕食を急きょ取りたいと言って断られ、『俺は知事だぞ』と激怒した」との疑惑なども記載されているという。 疑惑の段階を出ていないとはいえ、県職員からこれだけの声が寄せられていること自体、異例といえるだろう。斎藤知事は自身の辞職を否定したと報じられている一方、不信任決議案を提出する動きも出ている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[Politics] カテゴリの最新記事
|
|