YouTubeで自民党総裁への立候補会見を拝聴してみました。
演説はかなり巧みで、笑顔も加味して難しい言葉は使わずに分かり易くて、納得し易い演説でした。人気随一の小泉進次郎氏の演説を凌駕することもあり、日本国を導いて行く女性初の総裁・総理の資格十分と思えるほどでした。
演説の巧みさで言えば、往年の田中真紀子女史も双璧で、「奇人、変人、軍人」とのキャッチフレーズで有力とされた橋本竜太郎氏を見事破って、奇人小泉純一郎氏を自民党総裁に押し上げたのです。小泉政権では外務大臣に就任したのですが、外務省内を掌握出来ずにお役御免となってしまいました。やはり、演説と政策実施能力は別ものかも知れませんが・・
高市氏は立候補会見冒頭、「総裁選挙に立候補する。国の究極の使命は、国民の生命と財産、領土・領海・領空・資源、そして国家の主権と名誉を守り抜くことだ」と述べました。
その上で「総合的な国力の強化が必要だ。それは外交力、防衛力、経済力、技術力、情報力であり、すべてに共通する人材力だ。何よりも経済成長が必要だ。経済成長をどこまでも追い求め、日本をもう一度世界の天辺に押し上げたい」と強調しました。