道端の草むらからホトトギスが開花していましたので、切り花にして持ち帰り、花瓶に差しました。
小さな花なのですが、花数も多く、妙に存在感を感じてしまいます。
ホトトギスは日本の特産種で主に太平洋側に自生する多年草です。日陰のやや湿った斜面や崖、岩場に見られ、葉のわきに、直径2~3cmで紫色の斑点のある花を1~3輪上向きに咲かせます。茎はふつう枝分かれせず、まっすぐか斜めに伸び、場所や地域によっては弓なりに垂れることもあります。
花弁の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることから名づけられました。花、草姿ともに野性味のある姿で、自然風の庭でよく用いられます。
花は星の形で、特徴的な斑点が入ります。