愚者率いる愚民党が、外交・国内政治を司るのを潔良しとはしません。愚者の主張がころころと変わりますし、外交でも相手の態度を推断せずに、「アジア版NATO」、「日米地位協定改定」等を軽々しく発言するのです。
其処で今回の選挙では、時限立法的な政権交代を予測して、小選挙区では野党第1党の立憲民主党に、比例区では温和な革新勢力と思われた国民民主党に投票したのです。
案の定、国民もその愚者加減を見切ったのでしょうか、総選挙で愚者率いる愚民党は大敗となり自公与党でも半数割れを起こしましたが、国民民主党は議席数を4倍の28議席に激増させる結果となりました。
自民・公明党に対抗する政権交代の為の革新勢力とするのが本筋だと判断しつつ、ニュースを視聴していましたが、愚民党は政権維持の為、過半数確保の為として国民民主党に「政権に参加しないか」との秋波を送りますと、「参加はしないが、政策推進協力はする」とすり寄ったのです。
温和な革新勢力であった筈の政治信条を忘れて、愚者率いる愚民党に姦計に陥落してしまいました。国民民主党は権力掌握への誘いと言う飴玉に脆弱な政党でした。
「君子は豹変する」とは言われますが、国民民主党は倫理正しい君子でないことは明らかですし、その豹変ぶりには呆れてしまいます。