先日、療育手帳の再評価のため児童相談所に行ってきました。
親は、家庭でのこと学校でのこと進路についてなどなど1時間くらい、相談員の方とお話して、本人は別室で知能検査。
いつも検査する方は若くてやさしそうなお姉さんなので、トリ君は張り切ってやるし、終わるとニコニコして出てくるのですが、今回は違いました。
検査員の若いお姉さんは変わりないのですが、、、今回は、終わってからのニコニコがなかったねぇ。
トリ君のほうが先に終わって待合室でなんとなく元気なさそうに待っていました。しょんぼりって感じ。
しばらくして、相談員の方が更新された療育手帳を持って来ました。
「このたびは、Aの判定になりました。いままでのBと福祉サービスの内容がかなり違ってきますので、早めに福祉課など関係機関に行かれて手続きをなさった方がよろしいかと思います。」と、ちょっと気の毒そうに手帳を渡されました。
そうか、、とうとう、、。
去年の3月の特別児童手当再判定の診断のときすでに、知能指数は35から39。
この時点で重度と中程度のボーダー。
ただし、日常生活面でかなり自立できている面が多いからということで2級(療育手帳ではBに相当)。そのときは、それならいっそサービスの手厚い1級(療育手帳ではAに相当)の方が良かったのにな、、でも次回検査の2年後には確実に1級になっているだろうから、べつに異議申し立てまでする必要はないか、、。とまあ、のんびり考えていてのですが、実際Aとなると、気持ちは複雑。
トリ君しょんぼりしていたのは、知能検査であんまり答えられなかったからだったんだね。
「15歳から知能検査の内容がかなり高度になる」と、あとから障害児のいられるお母さんから聞きました。大抵、知能指数がかなり落ち込むのだそう。
15歳つまり中学3年あたりを境にBからAになる子は結構いるんだとか。療育手帳交付されているうち(18歳になるまえ)にAになった方が、のちのちの障害基礎年金の額にも影響してくるからいいよ、って言うことでした。大人になってからの重度障害の認定はかなり難しいのだとか。
さっそく保健課へいって、様々な申請をしてきたけれど、確かにAとBじゃ、こうも違うのかと思うほどサービスは手厚い、、。親心としては、うーんまだBでいてほしかった。
主人は、Aになったよ、の一報を聞いてがっかりした様子でしたが、
保健課からもらってきた「療育手帳のしおり」をよんだり、私の説明を聞いて、すっかり気を取り直して、もらえるもの、割引になるものは何でも、、みたいになっちゃいました。
ネエの大学進学のとこもありトリ君のこのたびのA判定は、金銭面でも我が家にとって大い助かるのです。が、、。
でも、、今回Aは正解だったかも、、。
実際それほど日常生活には差し支えないというもののこだわりは強くなってきているし、体も大きくなってきて言うことを聞かせるこっちもきついと感じるようになった。
「負担だ」 と思うことが最近しばしばあった。とても見ていられないから、と施設に預ける親御さんの気持ちがわかるような気がしてきた。
そんな矢先だったから、、。
でもトリ君はトリ君だよね。
また、母kisaraとがんばろうね!