カテゴリ:着物
週末、銀座のサバティーニでアフタヌーンランチをした時のこと。
その日は、天気が大荒れになるとの予報だったので、洋服で出かけたのですが、 ものすごく背の高い、着物を着た北欧系のご婦人が入ってきて、 隣のテーブルにつきました。 「私も着物着てくればよかった!(>_<)」と 残念に思うくらい、 着物って、本当にその場をぱっと華やかにさせるんだと実感しました。 ピンクの色無地に萌黄色の伊達襟、桜の刺繍の半襟。 桜をイメージしたコーディネートで遊んだのね。 古典柄の時代を感じさせる帯、正倉院柄のバッグ。 かなりの着物好きと見た。 おそらく身長180センチくらいに見えたから、きっと特注に違いない。 着物のピンク色は、子供の着物にありそうなピンク!という感じの可愛いピンク。 白髪と金髪の中間くらいの明るい髪の色によく似合ってた。 同じくらいの年齢の日本人女性には、着こなせないだろうコーディネートでした。 外国人には、着物は似合わないとおっしゃる人がよくいるけれど、 着物は、年齢も容姿も人種も関係なく、誰でも素敵に包んでくれる ふところがあるのだと、最近つくづく思うようになった。 サバティーニの後、イタリアつながりで「NINE」を見ました。 映画館の前に、着物を着た若い女の子が二人。 見ると、ひとりの羽織の襟の後ろが折れてない。 たまに見かけるのですが、今までの私はなぜか声をかけてあげなかった。 それは、意地悪ではなくて、 また、黙認しているわけでもなく、 頑張って自分で着てきたのかな、と思うと、 声かけたことで自信なくしちゃったら、と思って 今までできなかったのだけど、 勇気を出して声をかけてみた。 その時自分が着物を着ていなったから声かけられたのかなと思う。 自分が着物だったとしても、さりげなく教えてあげなくちゃいけないと思うし、 着物はほんとに誰でも大丈夫なんだよ、素敵になるよとみんなに 教えてあげなくちゃ。 春を感じる、白魚と菜の花のパスタ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月23日 15時59分50秒
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