カテゴリ:お勉強
「新巻頭入り粕汁」「青菜羊羹」「青菜の磯巻き」「モニコド」「昆布巻き」を校長先生から教わりました。 今回は鮭の頭を入れた「粕汁」の調理がありました。 おもてなし料理の実習です。 ごぼうを蒸し煮した後、出し昆布、こんにゃく、里芋、高野豆腐、玉ねぎ、大根、人参、さきのごぼう、酒の頭と重ね煮し、水をはるのと一緒に白菜も入れました。 酒粕と味噌をすり鉢で丁寧に擂り溶き入れました。 残念ながら魚の匂いのきつさで私は食べることが出来ませんでしたが、とても美味しく仕上がっていたそうです。粕汁は大好きなので精進粕汁を作ろうと帰りに一階の自然食品店で酒粕ゲットしてきました 「青菜羊羹」は葛粉で法蓮草の茹でてよく擂ったものを固めたもの。 みかんの絞り汁のソースとよく合っていました。 「モニコド」?何??と思いました。 手前の3つ並んでいる中の真ん中のお料理です。 逆さまから読むと理解できるのだと校長先生がおっしゃいました。 戦後の何も無い時代におやつを作りたいと言う事で皆さんが考案されたこのおやつ、うどんと小豆を寒天で固めたもの。今日のはアレンジでりんごと胡桃も入ったレシピです。どうなの?と思いましたが、意外にこれ美味しいものでした これに桜沢先生が「これは何処にも無いものだね。名前はモニコドにしよう」と命名されたそうです。 「先生は面白いネーミングをされる方でいらっしゃいました」と校長先生。 校長先生の穏やかで少女のようにふわふわとして、それでいて芯の太~~い強くたくましい優しさがにじみ出ている、懐の深いお人柄にいつも心を平静に戻していただきます。 ご存知の方も多いかと思いますが校長先生は岡田昭子先生とおっしゃり、岡田周三、楚代ご夫妻のもと、岡田 定三氏に嫁がれてたいへん厳しく正食を学ばれた方です。 思い返せば、桜沢 如一氏から直接学ばれた諸先生方から当時の厳しい(それでいてどこかほんわか暖かい)正食、マクロビオティックの調理法、生き方のご指導のお話を多々聴かせていただきました。 どのお話も聴かせていただけてとても幸運であると感じさせていただける貴重なお話ばかり。 重厚な心の宝に、大切にさせていただきます。 実際生まれ故郷に住み日々を生活している私が、いつもこの正食協会に来て会長校長ご夫妻や緒先生方、お勤めの皆さんや生徒の皆さんにお会いすると「生まれ故郷に帰って来た」と言い知れぬ安堵感に包まれるのは何故なのでしょう? ここにはそんな暖かオーラ(?)がいつもあります。 師範科も卒業が近くなってきて、正食協会の有り難さがやや身にしみる今日この頃です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 26, 2007 03:00:46 PM
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