メンタルトレーニング
メンタルトレーニングってとても大切ですね。 日米資格4冠王メンタルなノウハウです。 ”人の10倍仕事をやり抜くメンタルトレーニング”(2003年6月 日本実業出版社刊 内海 英薄著)を読みました。 内海英博さんは1965年生まれで、1987年、公認会計士2次試験合格。 1988年東京大学法学部卒業し、監査法人勤務。1991年公認会計士3次試験合格し、公認会計士資格取得。 1993年、司法試験合格。1996年、弁護士登録。2000年、ハーバード大学ロースクール卒業。 2001年、ニューヨーク大学ロースター国際租税法課程卒業。 日米の資格4冠を手にして、現在、日本の大手国際法律事務所に勤務。 最後まであきらめない心が成功への分岐点といいます。 仕事が″できる人″になるにはどういったメンタル面の心構えが必要なのかを、著者の苦難の体験から書いています。 中学生になるまで外国人をみたことがないような片田舎で生まれ育ち、決して恵まれた家庭環境だったわけではありません。 一時は数千万円の借金を背負い、5年に及ぶ借金地獄を味わったそうです。 借金取り立てにおびえ電話恐怖症になり、「もう死ぬしかない」と一時はそんなことばかりを考えていましたが、ある本との出会いから、メンタルトレーニングの重要性に気づいた、といいます。 暗中模索のなかで自分のネガティブな心と対時しているうちに、「ネガティブに行きがちな精神状態をどうやってポジティブにもっていくか」を考え続けたそうです。 必死にもがき苦しむ日々を乗り越えるうちに、日常やるべきことをある程度効率的にこなすとともに、自分のもっている実力以上のものを「ここぞ!」という場面で発揮できるようになった、とのこと。 願望がかなうかどうかはほんの少しの違いでしかなく、その人のメンタル面の状態次第で人生はいかようにも変えられる、といいます。 メンタルトレーニングで得た「気づき」を仕事面でも実践し、試行錯誤して編み出した独自の仕事術・自分管理術を公開しています。