日月神示
松の巻・第19帖 星座之巻・第11帖
皆様は今週の大雪の際、どうように過ごされたでしょうか。願わくば無難であったことを希求します。今年は、エルニーニョ現象により「暖冬」だったはずですが、これは一体どうしたことでしょうか?ちなみに気象庁の予報では、
「12月25日放送、「NHKニュース7」(NHK)では、気象庁の3ヶ月予報によると、暖冬は続くと予報。(中略)
暖冬の原因はエルニーニョ現象だ。気象庁は日本の南岸を低気圧が通過しやすく寒気と重なると大雪の可能性があり、注意して欲しいと注意喚起した。」
(http://www.excite.co.jp/News/column_g/20151226/Mycom_freshers__gmd_articles_28594.html)
大雪が降る可能性を示唆していましたが、とんでもない記録が生まれました。
(https://www.youtube.com/watch?v=x9ivkbPt7-o)
奄美大島で「初雪」
沖縄県で39年ぶりの雪
長崎県で49年ぶりに記録更新
大雪が降る予報はしていても、温暖な沖縄県や九州で記録的な大雪が降ることまでは予報していませんでした。エルニーニョ現象による大雪というよりも、異常気象というのが適切だと思います。そして、沖縄県で初雪は、鈍感な日本人にも「異常だ」と少しは感じた思います。
「天の異変気付けと、くどう申してあろがな。」
日月神示「松の巻」第19帖
参考、年初の天気について
http://plaza.rakuten.co.jp/kisirou/diary/201601040000/
繰り返しになりますが、現在世界的に起きている「温暖化」と言われる代物が、実は異常気象であることを大半の人が気付くまで悪化してしまうと、大峠が始まる目安の一つだと私、喜四郎は主張します。
霊人の行い次第では、大峠=大難を小難にもできると日月神示に書かれた帖がありますが、現在では小難から更に中難になってしまったと言えるのではないでしょうか・・・。
次に経済的側面から検証していきます。
「フォーブス誌 世界長者番付トップ50人
世界の上位1%の富裕層が、2016年には世界の富の半分余りを保有するとの見通しを、民間非営利団体(NPO)のオックスファムが発表した。スイスで開催されるダボス世界経済フォーラム(WEF)年次フォーラムを前に、フォーブス誌(Forbes)のデータに基づいて試算したもの。それによると、世界の富豪が保有する富の割合は増え続けており、ますます格差が広がっていると言う。」
http://www.msn.com/ja-jp/money/news/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%96%E3%82%B9%E8%AA%8C-%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%95%B7%E8%80%85%E7%95%AA%E4%BB%98%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%9750%E4%BA%BA/ss-AA8KO4M
今年は今まで以上に貧富の差が拡大した弱肉強食になるようです。
「自由も共産も共倒れ」
日月神示「星座之巻」第11帖
この神示は読み方によれば、国あるいは政治思想のようにも読めます。八通りに読める日月神示ですから解釈も色々ありますが、私、喜四郎は経済を読んだ神示と考えます。
19世紀、アダム=スミスが主張した「見えざる神の手」による自由主義経済思想が世界の標準になりました。労働者を、超低賃金で超長時間働かせても、「市場が自由であれば、すべてよし」の時代です。
この状況下で、カール=マルクスが「共産主義思想」を唱えました。「労働者が革命を起こし資本家を打倒するのは、『歴史的必然』」と説く共産主義が大流行の時代です。
1917年、ロシア革命が起こり、共産主義国家「ソビエト連邦」が誕生、1929年、アメリカ発の「世界恐慌」が発生しました。
ルーズベルト大統領は、「ケインズ理論」を実行し世界恐慌から脱却、以後ケインズ理論が世界の標準になりましたが、「財政支出を増やして有効需要をつくる」ケインズ理論を採用した国では、どこも「財政赤字」になりました。
アメリカのレーガン大統領、イギリスのサッチャー首相が「新自由主義」的政策で、景気回復に成功しました。
新自由主義とは、
市場原理主義、経済的自由主義、自由貿易、市場経済、民営化、規制緩和
です。そして、現在が「新自由主義」の時代です。
「自由も共産も共倒れ」
でした。ただし、新自由主義にも問題があります。
1.政府の役割は小さくし、「自由競争(=弱肉強食)」になる。
「世界の富豪が保有する富の割合は増え続けており、ますます格差が広がっている」
2.「民営化」「規制緩和」をする。
郵政民営化の弊害
規制緩和によるバス死亡事故
新自由主義とは、弱肉強食社会であり、金儲け競争の社会でもあります。小さな政府のため、公平を期する役割を果せなくなり、大きな弊害が発生しています。
経済的には、自由も共産も共倒れで、神示のとおりになりました。あとは、「みろくの経済の世」ですが、その前に最悪の場合、最も過酷な大峠があるかもしれません。
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