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上田喜四郎の実践「日月神示」

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2016.08.03
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カテゴリ:カテゴリ未分類

豊雲野大神様 その壱

今回は、国常立大神様の妻神様である

豊雲野大神

について、私、喜四郎の見解をご紹介していきます。まず、漢字の御神名だけでは、イメージが付きにくいので出口王仁三郎が描いた、豊雲野大神さまの絵をアップします。

豊雲野大神

 次に、どんな御活動をされた神様かについて、挙げてみます。

茲にツキの大神は、国祖(国常立大神)の妻神たる、豊雲野大神、言に向ひて、国祖に諫奏す可く、厳命を降し給ひぬ。妻神は即ち坤の金神也。坤の金神は神勅を奉戴し、夫神に百方諫奉し給ひしが、元来剛直一方の国祖は、和光同塵的神政を好み給はざりけり。

中略

国祖も無念を忍び、数万歳の久しき歳月を隠忍し、世の成行を座視し給ひたり、八百万の神の決議に因り、神政妨害者として、永久に艮に押籠めらるる身とは成り給ひぬ。茲に艮の金神の、名称始まりぬ。艮の金神は其罪科の妻神に波及せむ事を憂慮し玉ひて、夫妻の縁を断ち、独り艮に隠退し給ひしが、妻神豊雲野の尊は夫神の困苦を座視するに忍びずとて、坤に自ら退去されたり。是により坤の金神の名始まりぬ。夫神の苦難を思ひて、罪なき御身、且つ離縁されし御身乍らも、自ら夫神に殉じて、世に落ち玉ひし御心情は、実に夫婦苦楽を共に為す可き末代の亀鑑なり。

 

 


出口王仁三郎全集一 第四章「太古の神の因縁」 より

現代風に表せば、
国常立大神様の(厳しすぎる)統治方法に対して、上司が諌めても改善しなかったため、妻神の豊雲野大神様を呼び付け、最後通告をし、妻神から国常立大神様に内容を伝えたにも関わらず、統治方法の改善をしなかったので、罪人として左遷されてしまう。
 さらに、左遷決定後にあわてて離婚、これを哀れに思った妻神、豊雲野大神様も同じような罰を受刑した。

 正に、上司の命令にも妻の助言にも全く耳を貸そうとしない、頑固一徹なダメ夫を見捨てず、最後までつき従う、「妻の鏡」と言ったところです。
 江戸時代、「忠臣蔵」の中心人物、大石良雄(通称 大石内蔵助)でさえ、吉良邸への討ち入り以前に妻と離婚して罪科が及ばないように配慮していますが、この時の国常立大神様は人より配慮が欠けていたようです。

「こんなになったのもこの方等が我が強過ぎたからであるぞ。」

日月神示「黄金の巻」第25帖

 さらに、国祖が御隠退の前に受けて罪科とは、

ここに国常立尊は神議りに議られ、髪を抜き取り、手を切り取り、骨を断ち、筋を千切り、手足所を異にするような残酷な処刑を甘んじて受け給うた。


出口王仁三郎全集 第3巻 「霊界物語(上)」第3篇 第22章 国祖御隠退の御因縁 より

 私、喜四郎が知る限りでは、豊雲野大神様も同様の辱めをお受けになられたかを記した書物がないので分かりませんが、相当なお怒りをお持ちになられていたはずなのです。
 よって、豊雲野大神様は、夫を立てる良妻でありながら、その反面怒りに燃えたぎる妻神様と言えるのではないでしょうか。

 ところで、大本教信者でもない私、喜四郎が、このように断言できるかについて、触れておきます。 

海原の真中と思はるる所に、忽然として銀色の柱が突出して来た。その高さは非常に高い。それが忽ち右旋りに回転をはじめた。その旋回につれて柱の各所から種々の種物が飛び散るやうに現はれて、山野河海一切のところに撒き散された。(中略)忽ち銀の柱が横様に倒れたと見る間に、銀色の大きな龍体に変じてゐる。(中略)この銀色の龍神が坤の金神と申すのである。


出口王仁三郎全集 第3巻 「霊界物語(上)」第3篇 第20章 日地月の発生 より

赤色文字は、私、喜四郎の強調です。以前にも掲載した画像をご確認下さい。

 

神島1

海原の真中と思はるる所

 

神島7

銀色の柱

神島8

旋回につれて柱の各所から種々の種物が飛び散るやうに現はれて
銀色の龍神が坤の金神と申す

豊雲野大神様を兵庫県高砂沖「上島=神島」で、神開きした際の画像です。この時、「たまゆら」が集まり、御龍体に変化していく御姿を見ました。ちゃんと銀色の御龍体をです。百聞は一見に如かずです。

そして、豊雲野大神様から公開の許可が降りた交信内容を次回から、公開していきます。

 

 

 






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最終更新日  2016.08.03 23:24:28
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