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奇譚報道blog

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2006年07月01日
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カテゴリ:お出かけ
私が幼い時に両親が購入した家は、明治~大正あたりに建てられたとおぼしき、古い日本家屋です。住むための家というより、倉庫代わりに買ったようですが、叔父家族・弟家族が世代を越えて住んでいました。
すでに左右の家は削り取られ、新品の建物に切り替わっていますが、まぁいろんな事情で21世紀まで残っておりました。
シロアリにやられたりはしていましたが、しっかりした造りの家ですので、今まで頑張っていてくれたのです。
が、ついにその建物も取り壊される事が決定。
私も幼い頃に祖母としばしば泊まりに行ってましたので、最後の撮影に向かいました。

荷物も運び出されて、すっかり何にもなくなった家の中を、撮って撮って撮って・・・と思ったけど、思ったより少なかったなぁ・・・。あんなにイッパイ撮ったつもりだったのに。
天井が舟底作りになっているところとか、大正時代には最新式だった板ガラスとか、当時に貼ったフスマの下の大正時代の新聞とか。
そういう珍しいものがまだまだどっさり残っていますが、全て廃棄されます。
うう、もったいない。
東京の近くなら、こういう雑多だけど無傷な物って、さぞかし引く手数多なんだろうなと。
窓なんか、ヒビも入ってない。大ぶりな階段ダンスも現役。
でも、さようならです。

いやー、それにしても昭和初期の男の手によるDIYは、無茶を通り越して無謀と言うかなんというか。あちこちが、何もかも台無しになってます。なんでこう無茶な改造するかなー。
元のままで十分使えると思うんだけどなぁ・・・。とほほ。

フラッシュ使うと、寝室に使っていた南側の部屋では、やたらとオーブが映りました。他の部屋では映らないんだよなー。

オーブ





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最終更新日  2006年07月01日 16時34分48秒
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