奇譚報道blog

今日はエイプリルフールということで、結婚記念日です。わざとです。冗談のようですが本当です。
昨日のディナーで、一足早くHAPPYディナーを過ごしてきました。
東中野のサル・キッチン
フランス料理のレストランです。ぽつんと一軒、住宅街に建っている素朴な構えですが、これが値段も味も本格的。特にワインはセレクトが絶品で。
papaはシャンパン・白・赤と連続でご賞味。私はワインは好きなんですが、弱い（すぐ頭痛がしてくる）ので、シャンパンでリタイア。一口づつ味見させてもらったけど、マジ美味しかったなぁ。
種類は良くわからなかったけど、Muscadetが１個あったと思う･･･。

前菜の白アスパラとタケノコのチーズかけが、もう甘くてうっとり･･･。美味しいとはこのことか。
魚のスープの魚味もなんとも言えずこくがあって、でも生臭く無いこの磯の香り。

メインはウサギのレア焼きで。（確かにウサギの肉は、ササミにそっくりだわ・これなら･･･一羽・二羽でもわからないだろうな）
デザートはクリームブリュレで。スプーンでカラメルを割る瞬間がたまらないのであります。


帰宅の途中に、東中野の土手で夜桜見物。
強風でも耐えている桜の花に、咲いたばかりの強さを見ながらぼんやり歩いてました。

この町で暮らし始めてから何十年経ったのかなぁとしみじみ。
まだあのアパートあるんかなぁ･･･。風呂無し１階・６畳＋３畳＋キッチン２畳で４万円だったかな。もちろん、同人誌バリバリやってましたよ。
世間がバブルだなんて、全く知らないで暮らしてましたよ。
それが、よくもまぁ、こんな素晴らしいフランス料理なんか食べられるぐらいになったもんだ（papaの奢りだけど）なぁ･･･。ありがたいことだ。