突然の悲報・・・。
今日のお昼頃、ダンナから電話がありました。「おい!○子ちゃん、死んだぞ!」「うっそや~~!冗談キツイわー!(^^;」「冗談ちゃうて!マジや!!今夜、お通夜やて!」「・・・うそやん!!だって、そんなん!!・・・信じられへん!・・・まさか、交通事故!?」「たぶんな、でもまだわからん。まーちょっと落ち着け!また情報入ったら知らせたるで、待っとけよ!」突然の悲報。「○子ちゃん」とは、以前、この日記にも登場したことのある、私の友達。(もしよかったら、こちらの日記をどうぞ)お互い、めちゃくちゃ親しい友達は他にいたけど、それでも時々メールし合ったりしてたし、お互いの家も行き来したりしていた。去年の冬には、エアロビに誘ってもらったんだけど、直前に彼女の実のお父さんが危篤になってしまい、キャンセルになり、その後は、彼女が体調を崩したとかで、連絡も途絶えがちになっていた。その彼女の突然の死。電話の後、ダンナからメールが届いた。『どうも自殺だったらしい、車の中で(TT)』頭が真っ白になった。ダンナに返事も出来ないまま、夕方、genを迎えに行った。園庭で遊ぶgenを見ていたら、少し落ち着いてきた。ダンナにメール。『返事出来なくてゴメン、やっぱり今日行ってくるよ。』『自殺やで、行くとマズイよ。』電話する。「自殺やと行ったらアカンの!?」「やっぱ、マズイやろ。家族の気持ち、考えてみ。」ドッと涙が溢れ出した。彼女はなぜ自殺なんかしたのだろう・・・。結婚して、まだ1年半。子どもはいなかったけど、まだまだ幸せなはずだったのに・・・。・・・幸せ・・・?彼女は幸せじゃなかったのだろうか?とても、とても大人しい彼女。苦く辛い経験をして、1度は精神を病んでしまった彼女。やっと、やっと幸せになれたはずだったのに・・・。幸せではなかったの・・・?ダンナが帰ってきても、涙が知らず知らずのうちに流れてしまう。そんな私を見てか、ダンナが、「お通夜、行ってくれば?」と言ってくれた。急いで準備する私。genも連れて行くつもりだったけど、私の様子を察知したのか、「おとうさんとまってる」と言うgen。ダンナにとっても共通の友達だった彼女。でも、ダンナは「自ら死を選ぶ奴の葬式には行かない。」主義。これは、昔から言っていること。だから、私1人で出かけた。自宅に着くと、まだ親族の方が数人と、葬儀屋さんが何人かいただけだった。彼女の妹さんに初めて会った。「genmamaさんですね。生前姉から、とてもよくしていただいていると、お話は伺っていました。」「お力になれなくて・・・。」もう何も言えないくらい泣けてくる。お焼香をさせてもらって、棺の中の彼女に会った。「どうしたん?何があったん??冷たいやん、電話の1つくらいくれたら良かったのに・・・。またエアロビ一緒に行こうって、約束しとったやん・・・。」変わり果てた姿の彼女。最後に会ったのは、もう半年くらい前だったけど、痩せたね・・・、エアロビなんて行かなくていいくらい・・・。ほんの少し、妹さんとお母さんと話をしたけど、本当に彼女が自殺だったのか・・・、理由は何だったのか・・・、いつ亡くなったのかも、聞けなかった。お通夜の時間が近づくにつれ、たくさんの方がみえたので、親族の方に挨拶をして、早々に立ち去った。棺の中の彼女はもう既に肌が浅黒く変色しかかっていて、触れなくても、堅く、冷たくなってしまっているのがわかった・・・。その寝顔は、ようやく何かから解放されたような、やっとホッとして、眠りにつくことができた・・・。そんな顔に見えて、それが無性に悲しくて、辛くて、こんな方法でしか、自分を救えなかった彼女が、切なくて・・・。人の命の儚さと、自分のあまりの無力さに、打ちのめされたような気がした・・・。家に帰ると、ダンナがお塩を持って来てくれた。genと近くのスーパーへオモチャを買いに行っていたらしい。genも大人しくしていてくれたようだった。急いで夕飯の仕度をしたけれど、珍しく、genは眠ってしまった。泣きながら食べた夕飯。ダンナは「安心した顔していたなら、よかったやないか、やっと楽になれたんだよ。」って言ってくれたけど、涙は止まらなかった。家の中も、特に片づけられた様子もなく、いつものように出かけて、遺書も残さず、実家の近くのどこかで、車の中、1人、命を絶ってしまった彼女。彼女の居場所は、どこにもなかったんだね・・・。彼女にも親友はいたけど、その親友にも、何も言わずに逝ってしまったらしい・・・。どうして?なんで?疑問はたくさん残ってしまったけれど、もういい、もういいんだよね。どうか、もう何も悩まないで、天国で、今度こそ、幸せになってね・・・。 ・・・合掌・・・