酔いどれ男の子守歌・いちご白書をもう一度
私達の頃は学生運動も大分沈静化されていましたが3~4年先輩達、いわゆる団塊の世代と呼ばれる人達の頃は全共闘による学生運動の過激さはまるで革命前夜のような様相を呈していましたそんな世相もあって、私達の岳友会の中にも全共闘の闘士となって活動している人が何人かいました警察に追われて逃げ回っているという噂を聞いたこともありますやがて嵐のようなそんな時代が過ぎて、革命の夢も破れそれぞれ就職して、その後、一緒に山に登ったり、酒を飲んだりしても彼らはどことなく青春時代の挫折を引きずっていたような気がしますそんな彼らも数年前にWさんが肝硬変で、Kさんは車で川に転落して、昨年はYさんが心筋梗塞で亡くなりました振り返ってみると山登りや学生運動や酒飲みやたぶん就職先でも一生懸命働いたであろう彼らのように激しい生き方をした人達の方が早く亡くなってしまったような気がします荒井由美・いちご白書をもう一度僕は無精ヒゲと髪をのばして学生集会へも時々出かけた就職が決まって 髪を切ってきたときもう若くないさと 君にいいわけしたね君もみるだろうか「いちご白書」を二人だけのメモリー どこかでもう一度荒野よりを応援いただけたらうれしいです ↓ ↓ ↓