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テーマ:少年野球(738)
カテゴリ:子供と親
長い長い土日の二日間が終わりました。合計4試合です。まだ6月だというのに札幌もかなり暑いです。 子供たちは元気で、指導者たちはクタクタです。(苦笑) 今日のテーマは『怪我・故障』です。 指導者にとって、普段の指導よりも最も気を使うところです。 私はまず、朝集まった子供たちに『肩・肘・足でいたいところないか?』と必ず聞きます。 1、一番悪いパターンです。 『子供も親も怪我を言わない』 この場合だと本人のプレーを見てもわからないケースがあります。たいていの子供は、親から『たいした怪我ではない』といわれ無理をしてしまいます。 2、次に悪いパターン。 『子供は痛いというが、親はこの子は大丈夫』 3、その次 『親は痛いといってくれるが、子供が大丈夫』 4、よいパターン 『親も子供も怪我の状況をいってくれる』 1のケースは問題外の感じがしますが、指導者として一番やっかいなのが2のケースです。たいていの親は、当然ながらわが子の活躍を見に来ています。わが子が出場する試合をみたいがために、わが子に無理をさせます。 ただ、やっぱりあくまでも小学生なのです。普段うまい子でも、体のどこかが痛いと集中力に欠け、よいプレーは期待できないのです。 そして指導者からの立場では、『今日の試合に出なくても、ベストな状態で次の試合で活躍する』という心構えを、子供・親ともども持ってもらいたいものです。 怪我・故障をした子を小学生の時代でつぶしたくはありません。 『ベストな状態で試合にだす』そして『ベストな状態でシニア・中学に送り込む』というのが私たち指導者のしなければならないことです。 父母の方々には一番理解してもらいたいところです。
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