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テーマ:少年野球(738)
カテゴリ:子供と親
今日札幌は朝から雨です。 今日のテーマは、『親の意識』です。たぶん少年団を運営していく中でかなり重要な要素となっていると思います。 小学生のスポーツ少年団というのは、リトルシニアリーグとか甲子園を目指す高校のチームとかとは明らかに違います。 1、野球に興味があり、子供を上手にし、勝つチームを作りたい親。 2、野球に興味がなく、子供の体力づくりのために少年団にいれている親。 大別すると、この2種類なのでしょうが、少年団は、勝利至上主義ではないため、いろいろな軋轢が生じます。(苦笑) 親の協力なしでは運営のできない少年団。2の親は、当番の時以外はグランドに顔は出さず、1の親から『協力的でない』と文句を言われます。1の親は、協力的な反面、あらゆる事に口を出さずにいられなくなってしまい指導者を困らせます。 とある地方の少年団の話です。地域柄、親の職業は漁業が中心です。その地域の漁は、近海漁業で、朝早く海に出て昼にはみんな陸に帰ってきます。その親たちが監督・コーチをしており、平日練習も『毎日』です。それはそれは小学生も当然うまくなります。協力的な親御さんがそろっており、運営は申し分ないものと思われます。 しかしです。例えば『ちょっとだけやらせてみたいな』と思う親であれば、子供を入団させるかどうか勇気がいる話になってしまいます。 我チームは1と2半分くらいでしょうか。それでも、子供は入りたがっているのに『親が大変』という理由から入部できないでいる子供が結構いるみたいです。 子供はまだまだ未熟です。反復練習でいくらでも上手になります。要するに練習を毎日やれば上手になります。でも全ての親が毎日練習をして上手になることだけを望んではおりません。小学生のうちにやらなければならないことは野球以外にもたくさんあります。その辺を理解してもらえれば1、2の親と指導者を含め円滑な関係が保てると思います。 我チームのテーマは『野球を通じて礼儀を学ぶ』です。 だからそこそこの練習で勝ったり負けたりが一番いいのかなと思います。(常勝チームになれない私の言い訳です(苦笑)) とりあえず、野球の技術はさておき、『礼儀』は最も念頭においております。あいさつのできるチームって、強くみえますよ。(笑) 親のエゴは子供達とは全く関係ありません。親御さんの方々みなさん仲良くしましょう。(笑)
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