カテゴリ:自分のこと
和尚さんになる前、2年間同じ職場でした。
色々教えていただいたり、 助けていただきたりした。 その中で一番、ここ強く感じたこと。 就職してすぐに見廻り番で回った時 たくさんの居残りがいた。 居残り届け出されてない。 と言った。 次の日準備室に呼び出されて 俺のやり方にけちをつけるな! と大声で怒鳴られてた。 その時ちょうど部屋にいて その怒鳴りを聞いた和尚さんが 大きな声を出しちゃいけないよ。 と怒鳴った人がいなくなってから おらに話しかけてくれた。 その時とても心強く感じた。 朝イチでもハラスメントを受けた人に 一言言うのが大切だと放送していたが まさにその通り。 でかい声を出しておどせば ルールは曲がるというのは 自分として許せないし、とっても嫌だ。 和尚の一言で心のダメージは だいぶ少なくなった。 もう43年前のことでした。 おまけ 藤本和尚のお父さん和尚の本に 飯山の北条という集落は、 新年会でお経をとなえる信心深い集落だ。 というのがあった。 自分も北条にいたので新年会に 出たがその時もみんなでとなえた。 今はどうなった?とKSさんに聞いたら まだとなえるとのこと。 何を読んでるの? 正信偈だよ。 違う宗派の人がいてもいいの? いいんだ。とのこと。 (浄土真宗の人が多いが曹洞宗の人もいる) 小さな集落の習慣をご存知なのに驚くし それがずっと続いているのも驚きです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.11.17 21:55:55
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