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家族で「東京都夢の島熱帯植物館」へ行く。
入場は大人250円 小学生以下は無料と、なかなか良心的。 2歳と5歳にはちと早かったかな?という感じであったが、 熱帯と聞くだけで血が騒ぐ私には、ジャングルの空気を ちょっと感じられたのは、良い癒やしになった。 館内で、15分くらいのミニドキュメンタリー映画を放映していた。 マダガスカル島についてのドキュメントだった。 アフリカ大陸にへばりつくように浮かんでいる島国。 イースター島、ガラパゴス島とならんで、いつか行ってみたい 「夢の島」、なのだが、じつはよく知らなかった。 映画によると、この島は私たちアジアと深いつながりがあるという。 遠い昔、私たちの祖先が遠く海を渡って、この地にたどり着き、 根付いたそうだ。なので、この島国にはアフリカ系、アジア系が混在している。 農村部の風景は見慣れたアジアの田舎にどこか似ている。 段々畑をつくり、稲作をする。もちをつく。 アジアの祖先が伝えた文化がしっかりと残っているのだ。 いいなあ。 新天地を目指して海を渡る……なんて、想像するだけで、 ワクワクする。たどり着いた先で、自分たちの文化を伝える、 というのもいい。 ああ、冒険、いいなあ。 で、はたと思う。 私も、ここに来たのは、海を渡るのと同じくらいの冒険じゃなかったろうか。 ちょっと前の男女雇用均等法まで、女性の正社員としての採用はほとんど なかったような世界。女性は増えているけれど、まだまだ少数派だ。 就職活動のとき、それらしい志望動機を並べたてたけど、 ほんとうは……、 「わたし、冒険がしたかったんです」 知らない世界を知りたかった。見たことのない風景を見たかった。 そうだった。すんなりうまくいくなんてちっとも思っていなかった。 勇気を出して、ドキドキしながら飛び込んだのでした。 大変になると分かってて子供を産んだのも、そう。 子供を産むっていう冒険がしたかった。 出産や子育て、子供がいる暮らしがどんなものか、 ひたすら、知りたかった。 ぜんぶ、好奇心と冒険心だったのでした。 初めての土地なんだから、異端児でみそっかすで当たり前。 切り開いて耕すのに時間と手間がかかって当たり前。 いろーんな摩擦や衝突があって当たり前。 冒険者ですもの。 自分の世界を広くしたいなら、遠くへ行くこと。 冒険者の心は、人類のDNAに刻み込まれているはず。 どこへでも行こう。 わがままに、やりたいように生きよう。 自分が変わるのも、周りが変わるのも、おもしろい。 まだまだ、行くわよん、遠くへ、いろんなところへ。 その世界に自分が持ち込んだ異文化が、未来、スタンダードに なってるかもしれないし、ね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.01.31 17:41:23
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